「決断と実行の政治」笑っちゃいますね

朝日新聞の世論調査、内閣支持率37%、不支持51%です。
与党が国会で議席が多い場合・・一度首相が選ばれれば・・・
自分で辞めると言わない限りは辞めることはない・・・それが議会制民主主義です。
ですから、岸田首相の支持率が如何に下がろうとも政変はない。これが常識です。
朝日新聞の全国世論調査(12/13日実施)で岸田内閣の支持率が37%。
10月実施の40%から30%台に落ち込み内閣発足以降最低となりました。
不支持率も51%と3ヶ月連続で支持率を上回りました。
私はこの1年余りの岸田政権を見てきて・・これほど「なにもし内閣」は珍しいと、
批判してきましたが・・・国民は優しいですねぇ・・実に優しい。岸田首相がやったのは
世論の批判に晒された閣僚を二人更迭しただけ・・・独自色などカケラもないのに、
まだ、37%もの支持率があります。要は国民は困ってないのですかねぇ・・・
今国会の会期は12月10日までです。
総務相の政治資金規制問題は燻ったままです。故人を政治団体の責任者にしていたのです。
どう考えても更迭せざるを得ないでしょう。それを庇いますと・・その審議のために国会は
空転することになります。だとすると29兆円の補正予算の審議が窮屈になります。
また、旧統一教会問題を受けた被害者救済新法、与野党で合意し成立できるか。
中途半端で先延ばしなんてなりますと、本気度が疑われます。
やっぱりと勘繰られなくても良いことを勘繰られます。不支持が増えます。
コロナ禍・第8波が来たと専門家委員会が報告していますが・・感染症防止法案が
店晒しのまま会期切れってことで、廃案になったりしますと、
コロナ対策への明確な方針がない限り、結局が医師会や医療機関に配慮したとまたぞろ・・
批判が強くなります。コロナについては国民は敏感です。感性が鈍い官邸ですからねぇ。
となりますと・・・会期延長ってことになります。
国民からすれば、何をモタモタしているのかってことになります。
官房長官は「世論調査には一喜一憂しない」と淡々と語っていますが、
国会一つ取ってもこの体たらくです。これ以上支持率が下がれば危険水域に入ります。
来年の5月・広島でのサミットが開催されます。
それまでは、自分から辞める何てことは絶対に言わないでしょうが。
巷に貼られている岸田さんの顔写真ポスター、そのコピーは「決断と実行の政治」です。
決断できない人が、実行なんて冗談ではないかと思っています。
だって、巷の諸物価の値上がりは、想像を絶するスピードで上がっているのです。
この年が越せないっていう人が溢れれば、いかな優しい国民でも
堪忍袋の緒が切れるかも知れません。どなたかが・・この首相は聞く耳よりも
聞かない耳の方が本物かもと言われたが・・そんな気がしないではない、今日この頃です。
エッ・・・朝日新聞の世論調査なんて信用できないですって・・・Goto

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