ACジャパン

たたくより、たたえ合おう。（気づきを、動きへ・・）
「Yo!もしかして焦ってんのかおばーさん、
　　誰も怒ってなんかいない　アンタのペースでいいんだ何も気にすんな」
「Oh!・焦ったらまさかの優しい言葉　
　　　　　　アタシも反省　見た目で判断　もう要らないわ　色眼鏡なんか」
「みんな違うの当たり前　ひとり一人にリスペクト！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それが優しい世界」
このコピーはACジャパンが日経に掲載した1/5の全ぺージ広告です。
自分の物差しで合わない人を責めるより、違う人を認め合おうじゃないか。
世の中・・思うようにはならないものだ。イライラしないで。
そんな広告です。とっても良いですねぇ・・・
年末に東京汐留の「アドミュージアム東京」で開催されたACジャパン50周年、
広告展示会に行ってきました。（2002年オープン・広告博物館）
ACジャパンとは時々テレビで流れるCMでご存じかと思いますが・・
その目的は「民間の力で、少しでも世の中のお役に立つ活動をしたい」・・
「公共マナー」「環境問題」「親子のコミュニケーション」など時代を超えた普遍的なテーマ
「多様性」「ネットモラル」「災害」など時代の世相を反映したテーマ、
公共福祉活動に取り組んでいる団体を支援するキャンペーン、阪神淡路大震災、
東日本大震災など大震災が発生した時の臨時キャンペーンを扱うものなど
社会がその時もっとも必要としているメッセージを発信しています。
1971年・大阪でスタート。呼びかけ人はサントリーの佐治敬三さん
設立は当初114の会員社でスタート。現在は1000社を超える企業・個人が加盟しています。
テレビCMや新聞広告の費用は媒体社が無料で提供します。
有料換算すると、日本最大規模の広告費になります。
ACジャパンの活動は、行政に頼らぬ民間企業の
CSR（Corporate Social Responsibility）活動です。
世の中を少しでも良くしたい。そんな熱い団体です。
冒頭のコピーは高齢社会です。
「年寄り怒るな行く道じゃ」・若者に「優しくあれ」と迫ります。
展示会でのACジャパン50年の歩みを覗いて・・・
今も色褪せぬCMにポスターに人間社会というものは・・・少しづつ変わっているのか・・
それとも「世に泥棒の種は尽きぬ」と釜茹でにされる・・石川五右衛門が正しいのか。
それでも・・・訴え続けることの大切さを学びました。Goto