放送局は自らの信念で番組を・・・

高市大臣・・・強弁しても更迭はやむなしですね。
やれやれ・・・こんな文章は「捏造(ねつぞう)だ」と叫ぶ高市早苗経済安全保障大臣
(元総務大臣)・・・野党議員に「捏造でなければ議員を辞職するのか」と詰められ
売り言葉に買い言葉「結構です」と、記者会見でも「不正確であると理解している」とも。
朝日新聞が久々にスクープだと気勢を上げる・・・安倍政権当時の総務省の内部文書を
巡る「放送法の政治的公平性」問題。放送の自律を歪め、表現の自由を萎縮させかねない
政治介入があったことになる。由々しき問題だと・・鬼の首を取った勢いです。
松本総務相は・・・総務省の内部文章か・・との野党の質問に・・・
放送法に定める「政治的公平」の解釈を巡る第二次安倍政権内部のやりとりを記した
行政文書だとあっさり認め、公表してしまいました。高市大臣・・・大ピンチです。
本来なら岸田首相が庇わねばならないのでしょうが・・見殺しの様相です。
国会・またまた、こんなことで空転が続く気配です。
いや、こんなことを申しては失礼なことですが、そもそも総務省の見解は「一つの
番組では判断しない」政府が一つの番組だけを問題視して行政指導することはありません。
でも過去には03年・ニュースステーションが選挙中に当時の民主党代表らが
長時間出演したことに自民党が反発、総務省がテレビ朝日を厳重注意したことがありました。
今回・・それも8年前のことですが、問題になっているのはTBSの「サンデーモーニング」
私も時々見るのですが・・・酷い内容ですね。時の政府は全て悪。悪者であるとの
思想で番組が構成されています。正直、やり過ぎですね。時の政府がめくじら立てなくても、
司会者の高齢化とあまりにも露骨な「批判のための批判」の番組、長続きしているのが不思議。
スポーツのコーナー「喝」がなければ、スポンサーが付きませんから、
廃番になる内容です。でも・・・こんな問題が起これば、TBSも意地になって
継続するのでしょう。当時の高市総務相の国会答弁、右傾化と申しますか
保守化を強める安倍政権下にあって、幼稚で軽薄な発言であるとは感じていました。
それが・・・このような形で表に出てきたことは、誠に結構なことです。
少なくとも、岸田政権では、こんな馬鹿な議論には与しないと思いますが・・
安倍政権の驕りです。高石大臣も捏造だと強弁しないで、偏向番組には
中身に口を挟むのは当然であると、開き直れば良いのです。それも一つの信念です。
放送局は、許認可権を政府に握られています。番組が偏向すれば圧力がかるのはる
致し方ないこと。でも、それに抗って、真実を報道するのがメディアの役割です。
どんな圧力にも屈せず、たとえ自ら血を流しても・・・
自分たちの信念で番組を作って欲しいと願います。Goto

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