サユリスト

歌手デビュー60周年のCDには反戦への祈りが朗読されています。
「寒い朝」を聴いたのは・・・15歳だったでしょうか。
1962年・吉永小百合さんのデビュー曲です。音痴の私ですが・・
そうなのです。中学生の頃から、音痴は自覚していたのですが・・・なんか感動しました。
その吉永さん。歌手生活60周年ですってねぇ。そう聞くといくつも歌が浮かびますね・・・
日本レコード大賞を受賞した「いつでも夢を」誰もが口ずさみました。
岐阜・柳ヶ瀬・日活の封切館に出掛け・・「キューポラのある街」「伊豆の踊り子」「光る海」
「愛と死のテーマ」などなど・・・主演作品を見たものです。
彼女のことを今更申し上げるまでもありませんが・・・
「いつでも夢を」がレコード大賞を受賞・紅白歌合戦に出場したころからです。
映画で・・・明るく可憐な役柄を演じる彼女。国民的人気に。
彼女のファンを「サユリスト」と申しました。私も何を隠そうサユリストです。
先日・テレビを何気に見ていましたら・・・彼女がビールの宣伝しているじゃないですか。
彼女は・・・・私よりも4歳年上。喜寿を過ぎているのです。
でも、綺麗ですねぇ。ビールの飲みっぷりも上品で、艶がありますね。
70代サユリストたちを訴求対象にしているのかと・・・思わず、飲んでみるかです。単純。
歌手60周年を記念してCDが発売されるとか・・・
その中には近年ライフワークにしている反戦への朗読も。
「戦死した恋人に向けて女性が書いた『安典さんへ』」という手紙も朗読されているとか。
彼女は・・・「こうした思いはずっと語り継いでいかなければ」とあえてCDに入れたと。
・・力が入っています。
吉永さんは・・・東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島の子供や若者で構成される
東北ユースオーケストラを支援しています。今年も各地で公演。子供たちが被災を受け・・
作った詩を朗読するそうです。敬服します。
サユリストの大半・今では70歳代ではないでしょうが・・・・
吉永小百合と聞けば、青春が蘇る。そんな人が多いと思います。
その彼女・本数は減りましたが、今でも銀幕で話題作の主演を演じています。
そして、歌手デビュー60周年・CDを発売、今なお、永遠の美しさを保ち・・
健康で社会的な活躍に手を広げています。頑張ってくれています。
あえて申し上げたい・・・サユリストたちよ、老いに負けてはいないか・・・
「いつでも夢を」忘れてはいないか・・まだまだこれからだ。・Goto

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