広末涼子さんにエールを贈る・・・・
この豪雨何とかなりませんかねぇ・・・
毎年・梅雨の終わりには・・・こんな状態です。
これ以上の被害が出ないことを祈ります。
そして、梅雨が終われば・・・一気に暑くなります。
9月の下旬まで、いや10月まででしょうか・・
暑い暑いが話題となり、高齢者が何人熱中症で入院したとか、
死亡したとかが・・・一日の1番のニュースになります。
私も後期高齢者目前です。ほらほら・・・オマエも熱中症か?
人生70年以上も過ごして、夏の温度調整もできないのか。
なんと無為に人生を過ごしてきたのだ。老いれば人に迷惑を掛けないを旨として
生きろ・・と声には出さないが、若い人たちから批判されぬようにせねば。
日本という国は・・メディア報道が作り上げる部分が多いと思うのですが。
どうして、これほどまでに些細なことを取り上げ叩きに叩くのでしょうか。
英国の話ですが。ジョンソン元首相。コロナ禍の最中、国民には自粛しろ行動を規制せよと求めていながら、自らはパーティに出席したと指弾を受け、首相を辞任。その後またまた不祥事を起こし、議員辞職に追い込まれました。
それでも・・・最近の報道によりますと、ジョンソン氏は昔取った杵柄(新聞記者)で、新聞にコラムを書いているようですが、「政界復帰」するのではないかとの憶測が飛び交っています。世論調査でも下院議員に復帰賛成は44%、国民のアレルギーが薄まったようです。この判断を国民の寛容と判断するのか・・
それとも、そもそも・・・一度や二度の失敗は消しゴムで消し去ることができる国柄なのか・・・私には良く判断ができません。
日本でも統一教会とズブズブだった政治家が閣僚辞任に追い込まれ野に下っていたのですが、まだ、統一教会に対して結論が出ていないのに、自民党は選挙区の支部長に指名しました。次期衆院選に候補者として認めたってことです。元々が寛容な政党です。衆院選で当選すれば禊が終わったで済ますのでしょうか。
NHKの朝ドラ「らんまん」ご覧になっていますか?
6月30日に放映された番組に、主人公の母親役・広末涼子さんが登場しました。
さすがに、存在感があります。最高の女優だと思います。
ご存知のように、広末さんは週刊誌の指弾を浴びて、袋叩きにあっています。
私には彼女がどんな罪を犯して、女優業まで否定されるのか理解できません。
多分ですが・・・NHKのことです。どうすべきか随分悩んだのでしょう。
結果は、彼女を使いました。私はNHKによく頑張ったとエールを評価します。
だって、彼女は誰にも迷惑を掛けて要るわけではないのです。
尊属殺人の罪で逮捕された歌舞伎役者なら、決着が着くまでは、彼が出演する番組は放送しないのはわかります。NHKですから。でも映画を封切らないのは
如何なものでしょうか・・・民間なのですから。
漱石は「草枕」の冒頭で・・・
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。
とかくにこの世は住みにくい。・・・と書いていますが。
ジョンソン元首相はそう思っているのではないでしょうか。
でも広末涼子さんは・・・この続きの方なのではないでしょうか。
住みにくさが高じると、安いところへ引越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれ、絵ができる・・・人の世を作ったのは神でもなければ鬼でもない。向こう三件両隣にちらちらするただの人たちである。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。
あれば人手なしの国に行くばかりだ。人手なしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。越す事ならぬ世が住みにくければ、住みにくいところをどれほどか寛容にて、束の間の命を、束の間でも住み良くせねばならぬ。ここに詩人という天職ができて、ここに画家という使命が降る・・・と続きます。
そうです。思いのままに生きることが・・批判され叩かれるその理不尽こそが
人の世なのです。打たれても叩かれても何度でも立ち上がれ・・
女優・広末涼子にエールを贈りたい。その自由奔放ぞ、良し。
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