無効クリック

ネット広告・成果報酬を騙し取る輩に引っ掛からないように・・・

最近は猫も杓子もネット広告だと言う。なぜか。ネット媒体が最も効果が高いと勘違いしているからです。勘違いは・・・勘違いですから。勘違いしている人を勘違いさせて騙す輩もでて来ます。気を付けたいものです。

LINEYahooが今年度上半期(4〜9月)にYahooが仲介して国内のサイトやアプリに表示された広告・約140億円分の「無効クリック」があったと発表した。四半期で140億円です。単純に4倍しても640億円。当然漏れもあるでしょうから・・・800億円近くが全く効果のない広告費を支払っているのです。

「無効クリック」とは利用者がクリックしたと見せかけ、掲載先のサイトなどが機械的にクリック数を水増しして広告の成果報酬を騙しとる行為です。
LINE Yahooは主にサイトやアプリに表示するディスプレー広告と、検索結果に合わせて表示する検索型広告を運営している。広告を依頼する広告主と、広告の内容、掲載先サイトなどをそれぞれ審査し、結果を半期に一度公表する。

今年度の上半期は機械的な処理をする「ボット」で広告のクリック数を水増しするなどの「無効クリック」がディスプレー広告で全体の8.8%、検索広告では4.0%に及ぶという。クリック数が増えると広告主が支払う費用も増える仕組み。無効クリックにあたると判断したものは、顧客に課金していないと言う。

広告トラッククオリティーガイドラインでは・・・意図的に操作する行為や、無効クリック、無効インプレッションなどを意図的・偶発的に発生させる行為を禁止している。

1・広告配信先運営者などが、クリック・インプレッション・コンバージョン、その他のイベントを故意に生成すること。
2・ボットなどのプログラムにより・・自動的に生成すること。
3・報酬や特典などのインセンティブによって広告配信先へのトラフィックを集めること、また、同様の手法によりクリック・インプレッション・コンバーションその他のイベントを生成することなどである。

ただし、罰則規定はありませんが明らかに詐欺行為です。
広告主が無効クリックをやることはありません。ということは、3であるように、配信先運営者が中間業者(代理店)にインセンティブを払うことで、広告主の獲得を奨励していることで明らかなように。平気で違法行為をする代理店も後をたちません。

広告は効果があって広告です。時流に乗って、新しい媒体に飛び付くのもわかりますが、ネット広告の落とし穴には気を付けましょう。
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