三日坊主?

正月に立てた目標・大丈夫ですか?

さてさて・・・早いものです。昨日、小さなしめ縄を玄関に飾ったと
思ったのですが、もう睦月・1月も終下旬です。「光陰矢の如く」と申します。
人生は瞬きほどだと、先達に聞きましたが、その通りですね。

新年と共に今年はこんな人生を送ってやろうとか、こんな目標・夢を果たしたいとか、計画を立てたのではと思うのですが。もう忘れてはいないでしょうね。
三日坊主と言いますが。3日・3週間・3ヶ月・3年と申します。決めたことを実現するには・・・まず3週間続くかどうかが決め手です。

4日・仕事始め。話す時間をもらいましたので、全国の仲間たちに二つ述べました。一つは広告の仕事・真髄は「それ恕なり」と・・・論語から高弟子貢が孔子に問う「人生で最も大切なことを一言で教えて」と。
子曰く「それ恕か。己の欲せいざる処人にする勿かれ」・・この「それ恕か」を
「それ恕なり」・・・思いやりの心を持って仕事と向き合おいと。

もう一つは・・全仲間に・・今年どんな生き方を目指すのか。どんな目標・夢・希望・・抱負を抱いたのか。そのことを教えて欲しい。それを私の宝物として、365日・持ち歩き、一人ひとりの顔を思い浮かべながら・・・私の道標にして、この一年を歩みたい。だから、教えて欲しいと・・・
それがまとめられ手元にあります。

三が日が過ぎ、3週間が経ちました。思いを持ち続けていますか。ここから3月の末を目処に、3ヶ月間続いたら、もう大丈夫です。思いや目標・夢や希望は着実に実現に向かって進みます。忘れてしまわないで、続けて参りましょう。

話は変わりますが、我が社では全社員に朝日新聞の名物コラム・天声人語の書写を実践するよう奨励しています。もう10年以上になります。ちゃんと真面目に続けている人は間違いなく、社会を見る目やモノの価値観が変わってきたのではと思います。時々やっている人も少しづつですが、人生に変化がでていると思います。

でもやりましょうと呼び掛けても、理由を付け、やらない人がいます。残念ですが、それだけの人生です。だって三日坊主は三日坊主です。場当たり的な人はどうしても自己中心的で自分さえ良ければという・・ご都合主義に流れる生き方です。そんな人生で幸せになれるとはとても思えませんね。

天声人語の話でした。私は天声人語を書写することから、もう一歩進めて「見出し」を付けてみませんかと。天声人語には「見出し」がありません。603文字に込められた天声人語氏の思いに・・あなたなりの「見出し」を付ければどんな見出しになるでしょうか・・・その訓練をして欲しいと思っています。

私たちは広告を生業としています。広告の極意は「ひと言」で広告主の思いを消費者に伝え行動に移してもらうことです。それに尽きます。ですから、603文字に「見出し」をつければ・・・広告の極意に迫れます。
そう思って・・・天声人語に見出しをつけては呼び掛けています。

私は・・・見出しを考えるポイントに「それ恕なり」を置いています。Goto

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