新聞社の世論調査って、裏があるのではないか?
いつ頃からこんなに頻繁になったのだろうかねぇ?
毎月やる意味ってあるのかねぇ?何をかって。新聞社が実施する全国世論調査のこと。私に言わせれば、新聞社の政治記事を書くためにやる調査だと思えるのだが・・・
取り分け、内閣支持率の調査いつも一面を賑わすが、結果は、いつも読売新聞の率が高く、毎日新聞と朝日新聞が低い。その間の数字が日経新聞になる。意図的ではないのだが、まるで示し合わせたようである。どうなっているのだろうか・・・
2月の16〜18日に掛けて実施された調査でも・・・読売24%・朝日21%・毎日14%・・・産経22.4%、時事通信16.9%である。日経はまだ発表されていないが、22%ってとこだろう。見なくてもわかる。
誰がどう考えても、自民党派閥の政治資金を巡る裏金事件、検察は一応蓋をしたが、国民の感情では何の解決にもなっていないと思っている。
そんな時の調査。不支持率が毎日82%、朝日65%、読売61%、産経72.5%
時事通信60.4%となるのは必然。これだけの不支持率でも政権が運営できるのが不思議だが、そもそも支持率調査に何の意味もないってことなのだろうか。
そうであれば、日本の民主主義もこんな程度なのだろう。
当然だが・・自民党内から倒閣運動が起こって然るべきだ。有為な人材が多いと言われる自民党だが・・俺がと手をあげる人はいない。自民党は派閥政治だ。派閥が解体するのだから、どうやって手を上げて良いのか分からないかも知れぬ。
では政権交代をと叫ばねばならない野党。その支持率も毎日が立憲16%・維新13%・共産7%、れいわ6%・国民5%と高いのだが。朝日は立憲7%、維新4%などと自民党の低下と比例しない。読売も朝日と同様で立憲5%・維新が4%と前回から支持を落としている。無党派層が52%と過半数を超えている。
意味のない調査だと言いながら矛盾するのだが・・・国民は岸田内閣はあかん、自民党も信頼できぬと言いながら、では、どうするとなると、野党には任せられぬってことなのだろう。いや・・やはりどうでも良いと思っているのかも知れない。やはり無意味な調査だと言わねばならぬ。
と考えるとだ。ひょっとしたら岸田首相はしたたかなのかも知れぬ。いかに支持率が落ちようが、党内から対抗馬の声があがらなければ、安泰ってこと。野党に国民の気持ちが移らなければ、このまま政権を継続できるってことでもある。
そこまで政治的に読み込んで政権維持を続ける岸田首相であるとすれば、新聞の世論調査も役立つってことになる。調査も考えようだ。でも、私にはそうは思えない。国民の心の奥深く沈殿する政治不信のマグマは、必ず爆発する。その時は岸田政権どころか。自民党そのものも吹っ飛んでしまうのではないか。
野党が・・総選挙の候補者を一本化できれば尚更だ。ヒョっとしたら、毎日新聞はそんな意図を込めて世論調査を分析、記事にしているのではないか。読売はそうならないよう、ギリギリ自民党に何とかせねばあかんと訴えているのではないか。それが新聞社が実施する世論調査だと思って読めば・・何となく納得できる。でも、3ヶ月に1回ぐらいの頻度にすればとは思う。Goto
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