読売巨人軍90周年

今年のプロ野球・デッドヒートを制して・・我らがドラゴンズの優勝です。

球春です。読売新聞に大型企画「巨人90周年」掲載されました。それだけではない。年間企画として毎月1回、90年の歩みを辿るそうです。巨人軍は今年の12月で球団創設90周年を迎えます。その記念です。

第一回目は「ON時代」プロ野球の歴史の中で、大きな役割を果たしてきた長嶋茂雄(巨人終身名誉監督)と王貞治(ソフトバンクホークス会長)を特集。長嶋さん曰く「良きライバルだったワンチャンがいたからこそ私も努力できた」王さんは「長嶋さんに追い越つけ、追い越せでずっとやってきた」と讃え合う。

私は巨人・大鵬・卵焼きの世代です。59年の天覧試合で、阪神の村山投手から長嶋がサヨナラホームランを打った瞬間をラジオ中継で聴き、子供心に僕の運動神経では野球選手にはなれないと俯いたものです。その後の巨人9連覇になぜ巨人だけが強いのだろうと疑問をもった。

作新学園の怪物・江川卓投手のドラフトで阪神に決まったのに、空白の1日をゴリ押しして、巨人のエース小林繁投手と電撃トレードには驚きました。大学進学をすると宣言、ドラフトから外れたはずのPL学園の桑田真澄投手を強引に指名したのも巨人?理不尽さを感じました。

今でこそドラフト制度は公平になりましたが。長嶋に王に集約されたプロ野球が、健全に発展したとは思えない。所詮は、読売新聞の拡張のための道具だったのでは・・・と後に思うようになって。世の中ってこんなモノかと拗ねたものです。

選手には何の責任もないのですが・・・今更、読売巨人軍の球団創設90周年の大型企画を読まされても興醒めだというのが本音です。巨人軍の横暴によるドラフト制度の悲劇も含めて、プロ野球史に残るいくつかの汚点も90周年として企画に入れてくれるなら、価値はあるのかと思ったりします。

春の甲子園が真っ盛りです。能登半島地震に耐えて出場して石川県の星稜に頑張って欲しい。できれば優勝して被災者に励ましをと願います。

また、米国・大リーグ・韓国のソウルでドジャーズの開幕戦が開催され、世界の大谷翔平に、日本球界のエース山本由伸投手に国民は大盛り上がりです。
政治資金裏金問題にヘキエキしている国民にとっては、大谷選手は清涼剤のようなものです。通訳の賭博問題は残念ですが。

そしてプロ野球が開幕します。ドラゴンズが巨人とのデッドヒートを展開、これだけ読売が90周年記念の年だと巨人をバックアップしているのに、中日に優勝をさらわれる・・・そんなシリーズが始まると思うとワクワクです。Goto

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