東京知事選挙告示

日本を変える選択を東京都民はするかも知れない。

今日、東京都知事選挙が告示される。投票は7月7日。まさに七夕選挙だ。
後出しジャンケンと揶揄される小池都知事が都議会最終日の12日にやっと出馬表明した。駆け引きばかりが強調される嫌な選挙選が実質スタートした。

新聞各社は13日の一面で・・・
先に出馬を表明した立憲(離党)の参院議員・蓮舫さんとの一騎打ちを予想。
朝日「事実上の与野党対決」日経「事実上の与野党対決へ」
毎日「都知事選 与野党対決に」讀賣「事実上の与野党対決」と見出しをつけた・・・

1400万都民のリーダーを選ぶ選挙です。小池都政の8年の評価のみならず、
国政の今後を占うものとなる。建設的な政策論争を通じ、自民党の裏金事件で失墜した政治の信頼回復にも資する選挙戦にしてもらいたい(朝日の社説)

毎日は社説で「小池氏が注目されるのは16年、1期目の都知事選でブラックボックスのようだと自民党都連を批判し、無党派を中心に幅広い支持を得て当選した」自民との対決姿勢を示すことで、存在感をアピールした経緯がある。

2期目はコロナ禍の最中、自民が候補者を見送り、自主投票。実質的な支援に回った。今回も自民は独自候補の擁立を見送り小池支援となった。公明党はすでに小池支持。自公の体制が整った。対する蓮舫氏は、自民党裏金事件批判を全面に、自民党に歩み寄る小池氏を批判。共産を固め野党色を一気に強めた。

さて、新聞各紙が示す通り、果たして与野党の激闘になるのかどうか。短期決戦です。大都会です。知名度が高い候補者が圧倒的に有利だ。小池・蓮舫、共に知名度では抜群。知名度が低い他の候補者を寄せ付けない。それが新聞各社の背景にあるのは間違いない。

岐阜の田舎に暮らす。広告会社のオヤジです。大都会東京の人たちが何を考え、どんな判断をするのかは、預かり知らぬところだが。大新聞の与野党対決で、この選挙が進むとはとても思えない。いくつかの理由がある。

一つは「漁夫の利」だ、現状では第三の候補者は広島・安芸高田市の前市長・石丸伸二氏が下馬評にも上がっていないが。ネット・SNSでの彼の評価は抜群である。YouTubeへの投稿、一夜にして何十万回の視聴を記録する。今どき、芸能人やアーティストでなければ集まらない数である。

かく申す。私も彼の安芸高田市長としての市議会での軋轢をウォッチしてきた一人である。敢えて申せば「坂本龍馬」のような印象を持っている。橋下徹氏が大阪のテレビ番組で辣腕弁護士として知名度を上げ、一気に大阪府知事に当選した。石丸氏は新聞にも、テレビにも露出度はない。橋下さんとは大きく違う。
取り扱いも泡沫候補に近い。

でもです。私は敢えて申し上げたい。この都知事選。与野党の激突が激しくなればなるほど、都民はうんざり。げんなりして、既存の政党や団体に後援される二人の評価が下がり、石丸伸二氏の政策や主張が受け入れられる。そうなる。
「漁夫の利」を得ることができる。石丸氏が当選する。

二つは、時代が変わった。新聞やテレビ、いわゆる旧来型のマスメディアの影響力の低下は目を覆うばかりである。ネットのSNSからの情報がどの程度なのか。私は凄まじいと思っている。だから、ネット上での評価が高い石丸氏の評判は想像以上だと知るべしである。

もう一つは、東京都民は、かつては革新都政として美濃部亮吉を当選させ、意地悪ばあさんの青島幸男を当選させた。都民がその気になったら、既存政党や団体など全く無視する。そう考えると、私は現代の坂本龍馬といっても過言ではない石丸伸二・前安芸高田市長(41)が勝つと信じる。Goto

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