香魚

久々に鮎づくしを堪能しました・・

我が故郷の中心部を流れる「清流長良川」・・・長良川といえば、
夏の風物詩「長良川の鵜飼」ですね。闇夜に篝火、その燃える火に引き寄せられる魚を鵜が追う。その鵜に檄を飛ばすかのように船腹を叩く音、伝統漁は実に厳かです。

鵜が追う魚は「鮎」です。川の水質によって香りや味が違うと言われる。
長良川の鮎は長良川の味がする。私は長良川で育ったようなもの、子供の頃から鮎を食べていた。川が汚れたからかもしれないが、最近は、どこで獲れた鮎かを聞いてしか食べなかった。

まだ、時期的には早いのだが。落鮎漁の一つ、ヤナ漁兼ねて鮎を食べさせてくれる長良川の上流・板取川の洞戸観光ヤナで久々に鮎を堪能した。養殖鮎だが、洞戸地区は山深い。水がとても綺麗で上手い。軟質でまろやか。奥長良名水・神水と呼ばれ、高橋尚子さんがシドニー五輪・マラソンでこの水で何度か給水、金メダルは、この水のおかげと明言。今でも湧き水をもらいに来る人が後を絶たぬ。

その洞戸観光ヤナの鮎は、その水で育てるのだから実に美味い。堪能したとは、10匹は食べたということ。まずは赤煮。これがなんとも言えぬ。甘味の醤油でしっかりと煮込んである。頭から尻尾まで、日本酒の肴に。開いてフライ、カラッと揚がって、ホカホカをバリバリ。ソースでいただく。ビールに合う。そして刺身だ。板前の腕か、水槽から上げたばかりで身が透明、動いている感じ。これを薄口の醤油とピリッとした天然ワサビでいただく。美味いとしか表現のしようがない。

まだまだ、一夜干しだ。これこそ酒の肴だね。思わず、美濃の銘酒、私の好きな百春吟醸・甘口だがコクがある。この酒も同じ水系の水で醸造される。軽く炙って・・・酒が思わず進む。そしてとっておき、塩焼きだ。串に刺して生きたままでてくる。

じつに綺麗な魚である。香りが良い。美しい香りと表現したい。それが三匹。一人三匹だ。普通料理屋では一匹しか食べないが。三匹である。それもテーブルに置かれた焼き機で自分で焼く。これがここの名物。一匹は塩焼き・塩加減も自分でやる。もう一匹はこの店で造った甘味噌をたっぷりかけて食べる。魚伝という。これが捨てがたい。そしてもう一匹は、じっくりと焼く。皮にしっかりと焦げ目が付くまで。その熱々を醤油で食べる。身が締まって美味い。後藤流の食べ方である。

そして最後は、そうです。鮎雑炊です。これが特別です。米が潰してある。それだから雑炊。鮎が素焼きされほぐしていっぱい。一度にたくさん、作るので鮎の香りが染み込んでいる・・・最近食が細くなった私ですが、鮎の香りに誘われて、お代わりした。鮎は香魚。あなたもぜひ、洞戸観光ヤナにどうぞ。

えっ・・連れてけって。了解です。いつでも連絡下さい。
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