第28回・全国高校女子硬式野球選手権大会

利を求めるに道ありです。

下手の横好きですが、趣味のゴルフ。女子プロたちが大活躍です。
米国メジャー大会で、二人も優勝者がでました。ご案内の通りですね。
とりわけ、第五のメジャー、フランスで開催されたエビアン大会での
古江彩佳プロの優勝は感動的でした。

彼女は、24歳・身長・152センチ・体重54キロ。3歳からゴルフを始め19年にプロに。22年から米国に渡り、LPGA(全米女子プロゴルフ協会)のツアー選手として活躍。先ごろエビアン大会に勝って、押しも押されぬトッププロに成長した。彼女の最大の特徴は、豊富な練習量に裏付けされたスタミナです。

日本の女子ゴルフ界、古江さんだけではない。全米プロ選手権で優勝した笹生優花プロを始め世界で羽ばたく選手が続出。今や、世界を席巻しています。ジェンダーランク・先進国では最下位の日本。彼女たちの頑張りを見ていると、改めて大丈夫か「日本って」思います。もちろん自省もしています。

もう28回にもなるってこと、知りませんでした・・ソフトボールは知っていましたが。1997年から開催されている女子の硬式野球大会のことです。
今年は61チームが参加・予選トーナメントを兵庫県丹波と淡路の両市で開催、
勝ち上がった16チームが決勝トーナメントに進出。8月3日の決勝は、4年連続で甲子園球場で行われます。

そりゃ・・・もちろん。決勝戦はNHKで全国放送される男子の高校野球の全国選手権大会のようにと、思うのですが・・残念ながら放映されません。だから、私も28回も歴史を重ねている大会だと知らなかったのです。

これって・・・ジェンダー差別の典型ではないかとは申しませんが。でも、甲子園でやるのです。NHKには中継して欲しいものですね。採算性を重視する民放ではないのです。それが公共放送の務めでしょう。因みにですが、岐阜県では岐阜第一高校が出場します。頑張れ!です。

ゴルフの話に戻りますが。男子プロの国内試合が激減です。最盛期は年間に35試合以上あったのですが。来年度は20試合を切るようです。なぜか。世界で通用する選手が松山英樹プロしかいない、スター選手がいないからと言われますが、違いますね。

プロの試合を運営する団体・日本プロゴルフ協会(JGP)と日本ゴルフツアー機構のマネジメントが軟弱だからです。最近、スターの要素を持った若手のプロが育っています。とりわけ、ツアー機構は問題山積です。理由は経営のプロがいないからです。

ご存知かと思うのですが・・・サッカーの隆盛。もちろん問題はありますが。
元リクルートの役員だった、サッカーど素人の村井満さんがチェアマンを務めました。それで、サッカーは劇的に変わりました。ということです。

プロゴルファー出身の会長ではあかんとは申しませんが・・お飾りのトップを据えるってことは、その周りで利権を漁っている輩がいるってことです。大丈夫か日本って、こんなところでも思わざるを得ません。

スポーツは純粋なものです。だから誰もが惹かれるのです。
その運営のマネジメントも「利を求めるに道あり」であります。
情けない状況に歯軋りするのですが・・・立て直して欲しい。

全国高校女子硬式野球選手権大会。
主催者・関係者の地道な努力に敬意を表します。盛会を祈ります。Goto

コメント