岩手県民に責任はないのか・・・

公設秘書の給与・詐取・・するなんて、政治を舐めてませんか。

こんな話題を取り上げたくもないのだが・・・じゃあ、やめれば良い。
でも、この詐取事件にこの国の政治家の本質が見え隠れするので、
嫌だが、敢えて書き留めておきたいと思う。

自民党・岩手選挙区選出の参院議員・広瀬めぐみ氏のことである。
今更事件の内容を説明するまでもない。公設第一秘書の妻を第ニ秘書で雇用したフリをしてその給与を全額自分のポケットに入れていた。辞めるまでの約9ヶ月間、国が払う秘書給与、400万円を詐欺した疑いである。

この不正、政治家ってこれほどまでに「金」に執着するものかと呆れるのだが、自民党の裏金問題も「同じ穴の狢」だ。派閥のパーティーを開くから、パーティー券を買ってくれと支持者を回る。派閥のノルマ以上の集めた金は裏金としてキックバックする。それを何に使おうが自由とする。

政治は国民のためにするものであって、自分の貯金通帳を増やすためではない。
この参院議員は不倫相手とホテルに行く為に赤いベンツを買って乗り回していたというではないか。国から騙し取った金で、赤いベンツを買ったと思われても仕方がない。岩手で、彼女の活躍を期待していた家族の心境は如何に・・だが。

それとも、騙し取った金で生活の足しにしていたのかも知れない。となると、
やはり、弁護士になったのも被害者や被告を弁護するためでなく、金儲けのため。政治家になったのも・・・と思わざるを得ない。まぁ・・ここまで書いていて、こんなバカ臭い話題はやっぱりやめたくなるのだが・・・

敢えて、申しあげる。こんな守銭奴のような候補者を公認候補にした責任は自民党にないのか。自民党を離党したからそれで良しか?それこそが政治不信の元凶ではないか。そもそも数合わせの立候補だったのだから、トカゲの尻尾切りのように切ってしまえばそれで良し。とするなら、もはやこの組織は機能していないと言って良いのではないか。

それと、民主主義の国です。こんな国家を詐欺するような人物を選んだ、県民に責任はないのか。実態までは知らなかった。政権与党が公認したのだから、そのまま「弁護士だし、女性だし」良いと思って選んだ。だとすれば、その何も考えもしないで候補者を選ぶ、岩手県民に問題があるのではないか。

2日の新聞報道です。捜査する東京地検特捜部は7月に詐欺容疑で広瀬議員の議員会館事務所・岩手県内に関係先を家宅捜索、計画的に給与を詐取した疑いがあると押収した資料を分析した結果・・・給与授与を巡り、事務所関係者とのラインで「やっぱり違法なこと」などと記していた証拠も掴んだようである。

違法であるかどうか。弁護士でしょ。「やっぱり」なんて良く言えるよ。分かって
承知の上でやったなら、早晩、逮捕されるでしょう。それも分かっていてやっているのだ。これって究極、政治を舐めていませんか。ここまで、政治が金権体質になっては、この国はもうあかんね。そう思いませんか。

政治家が劣化したというだけで済まされる問題ではないと思う。
国民はもう少し、良く考えて、民主主義の原則である・・一票を行使すべきだと思うのだが・・・私が力んでもねぇ・・・Goto

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