新聞よ。バイキンマンになれ。でないと国が滅ぶぞ。
どなたでしたか?ネット上で、お盆の16日から17日に襲った台風7号の
影響でトラブルが発生してからではあかんと、14日の段階で、16日の東海道新幹線・東京〜名古屋間を始発から終日運行中止とすると決めたJR東海の判断って正しかったのか?と疑問を投げかけたのは・・・
結果論で言えば、終日運休にする必要など全くなかったのですが。
日本って、いつからこんな国になったのでしょうか・・・
16日は夏季休暇の谷間・金曜日で帰省ラッシュです。そんなこと、JRは座席の埋まり具合で分かっているハズです。超満員です。
それでも、そんな利用者のことなど、どうでも良い。ただただ、危ないと言われれば、すぐに運行を止めてしまう。どれだけの国民に影響力を及ぼすのか・・
なんてことはどうでも良い。自分たちが経営者のうちに「万が一」でも事故やトラブルが起きそうなことには絶対ノー。自分だけは責任を取りたくない。これがJR経営陣の姿です。
JRって官僚組織の最たるものです。ということは、日本の官僚の大多数が
このような考え方で、仕事をしているってことです。我が身に降りかかるような事象には逃げて、逃げて逃げまくる。これでは国民が豊かになるなんてあり得ない。と私は憤っています。
南海トラフ地震に対する気象庁と防災庁の巨大地震に対する注意もそうです。
この情報でどれだけの国民が泣いたことか。注意報による被害がどれだけでたか。国民にしてみれば、神奈川県の沿岸から東海・関西・四国・九州東海岸の全てが地震対象だと脅かされれば、そりゃ、弱腰になりますよ。
これだとて、結局は、臨時情報を出さないで、「万が一」地震が発生した時の自分たちのリスクを回避するために呼び掛けたとしか思えない。
それも・・注意を促しただけで、発生するなんて言ってはいない。と、私のように地震なんて起きなかったじゃないか・・と批判する輩に対しても、用意周到「かもしれない」と注意しただけ、あとは国民の判断だと。地震が発生しても、何事もなくても、どちらになっても、批判をされないための逃げです。
お見事。さすが、気象官僚だと申し上げたい。どうしてこんな無菌国家になってしまったのだろうか。無菌とは、絶対に菌を蔓延させない。全て事前に殺してしまうってこと。それを国家に当て嵌めると、一切の違反・違法は許されない。道徳的規範にも公序良俗に反してもあかん。クソ真面目に生きていないとあかん。何をやってもあかん・あかんの国家が無菌国家です。
こんな国家に明日があるはずがない。
こんな国家を作ってしまったのは・・・私はメディアだと思う。
新聞やテレビが民法を厳格に守ることが、自分たちが生き残り、繁栄する道だと勘違いしたからに他ならない。
これって、JRの台風が来るかも知れない。きて事故が起これば自分たちが責められる。大きな地震がくれば、その後一週間以内にまた来る可能性がある。事前に来るかもと言わねば、起こった時の責任が問われる。メディアもそうだ。違反した奴を悪者にしなければ、自分たちが振りかざす正義が壊れてしまう。
無菌国家は手に負えない菌に襲われると、もう対応も太刀打ちもできない。
軟弱な国家になる。もうそうなってしまっている。残念だが。
私は敢えて申したい。テレビは所詮、許可事業、枠からはみ出すことはできないだろう。しかし新聞はそうではない。言論の自由を守れるのだ。
新聞が衰退した一番の理由は、新聞がお利口さんになったからである。
新聞よ。もっと悪くなれ、バイキンマンになれ、新幹線を怯えて止めたJRを批判せよ。地震が来なかったのに一週間も経済を止めた気象庁を叩け。でないと、新聞は存在意義がなくなるぞ。私はそう思う。Goto
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