乾物の日

イーロン・マスクの野望・・・

私は「スルメ」が好きです。
干して乾燥した奴を炙って、アッチチと言いながら裂き、
醤油を垂らしたマヨネーズ・それに七味を振りかけたタレを付け
コップ酒のアテにして食べるスルメ、なんとも言えません。

残念ながら、コップ酒を煽る元気がなくなり。
スルメがなかなか噛み切れなくなって、若い元気の良い仲間に譲るのですが。
噛めば噛むほど味があるスルメっていいですねぇ。

今日は「乾物の日」です。ご存知でしたか?
太陽と風・火の力を借りて食材の水分を飛ばし保存性を高めた乾物。
先人が生み出した知恵の結晶ですね。風味と旨みがギュッと凝縮・・
海藻・魚介類・野菜にキノコ・豆にフルーツ。香りと味が強く、生で食べるより格段と美味しくなりますね。(北海道産の干し昆布・どういう訳かみんなが食べろって言います。笑)

この季節、乾物の生産では、海辺で海苔摘みが最盛期です。この地方では渋柿を吊るします。切り干し大根も仕込まれます。吊るし柿は冬のビタミン補給に。切り干し大根は油揚などと煮込んでお節料理の定番です。
「かんぶつ」は日本の伝統的・食文化です。

米国、1月に大統領に返り咲くトランプ氏が「閣僚人事」を詰めています。
驚かされるのがイーロン・マスク氏の登用です。それも「政府業務の効率化を担う効率化省」を新設して「官僚主義を解体し、過剰な規制と、無駄な支出を削減し、連邦政府機関を再編成する」のが目的というのです。実現すれば凄いこと。

米国事情はよくわからないのですが。トランプ氏が大統領になれる国ですから、大統領選で多額の献金をした実業家を政府の要職に就けるのも不思議ではないのですが・・・当選したら次期政権で登用すると公言していたのですから当然と言えば当然の人事です。

私の目から見れば・・・この登用、2人の間でポスト・トランプはマスクという合意が出来たのではと思うのだが・・・・イーロン・マスクの野望です。
ゲスの勘繰りでしょうか。

でも考えて見て下さい。大統領就任式は1月です。それまでの間、じっくりと考える時間があるのです。それも返り咲きですから、前回の失敗ややり残したこと、やりたかったことができるチャンスが到来したのです。

日本のメディアは前トランプ政権時代をベースにモノを考えているだろうが、
もちろんそれは基本的に間違いはないのだが、でもです。果たしてそうでしょうか。彼には後がない。制度的にも年齢的にも。4年間彼は何を考え何を夢見てきて、ここに立っているのか。その根本を検証する必要があるのではないでしょうか

ヒョッとしたら。この4年間で、太陽と風・火の力を借りて食材の水分を飛ばし保存性を高めた「かんぶつ」のような風味と旨みがギュッと詰まった人間に変身して再登板するのではないかと思うのだが・・・穿ちすぎですかねぇ。考え過ぎだね。日本の政治家では彼に敵う乾物のような「深みと味のある」人物はいないと思うのですが。若さでぶつかるしかないかな?

寒くなったが、今夜の天気予報によれば雲もなく、月を愛でることができるそうだ。ではスルメを炙り肴にして。ぬる燗の日本酒をコップに満たし
チビチビではなく豪快に煽ってみるかと思う「乾物のような老人」でありたいと思いながら・・・Goto

コメント

  1. 中広さんを応援している株主より より:

    イーロンマスクは南アフリカ共和国の出身なので、米大統領の就任資格はないそうです。

    https://americancenterjapan.com/aboutusa/faq/faq-category/qualification-of-president/

    • goto より:

      株主様

      失礼しました。教えて頂き深謝です。
      ありがとうございます。

      トランプ大統領のことです。
      移民政策を盾にとって・・・
      35歳以上・20年以上・米国に居住に限る・・・なんて憲法を
      変えてしまうかもしれませんね。
      後藤拝

      • 匿名 より:

        まさかお返事頂けるとは思いませんでした!

        確かに、トランプとイーロンであればそういった力業まであり得そうですね、、、!

        当方地方出身者でして、中広さんの事業には大変共感しており陰ながら応援させていただいております!

        私の故郷、大分県中津市周辺エリアにもハッピーメディアが届く日を楽しみにお待ちしております!

        • goto より:

          株主様

          九州各地に情報誌を発行する計画、
          着々と進めております。
          見守って頂ければ幸甚でございます。
          ありがとうございます。
          後藤拝