歳時記は先人の知恵ですね。今夜は冬至粥で・・胃の腑の休養です。
7月から近所の公園で始めたラジオ体操、6時半が待ち遠しいったらない。
仲間と「大声で挨拶」(通常は3人ですが、寒くなり夜明けが遅くなって、
最近は2人だけですが)気合いを入れて・・ラジオ体操の歌から。
「新しい朝が来た・希望の朝だ・喜びを胸に・・・・それイチニイサン」
とスタートするのですが。まだ暗い、なかなか明るくなってこない。
そうですよねぇ・・・今日は「冬至」一年中で最も昼が短い。
この地方では冬至を境に冬本番になります。
あなたの家では冬至だからと何か、特別な行事がありますか?
今年も残すところ10日です。大掃除をそろそろ始めるか?
あるいはこの一年でやり残した後始末を本格的にやるか?
それとも今年は今年、お終いだと新しい年の抱負を考えますか?
歳時など関心がないって方もいるでしょう。
でも、「冬至」はとても意味深い日なのですよ。
太陽の高さが一年で一番低い。自宅周辺で太陽がどこから昇るかを
知るのも一興か。太陽の力がもっとも弱まる日ですからその位置を知る。
明日から少しずつですが、陽が長くなります。
ということは「太陽が復活するってこと」になります。
そうです。冬至を境に、全ての命は、ここから動き出すとも言えます。
そして、冬至は1年間の悪い運が終わり、幸運に向かう始まりの日でもあるのです。「一陽来復」という素敵な言葉も冬至に使います。
私と冬至。まずゆず風呂に。自宅ではないですが、ゴルフ場の風呂に。
ゆず湯は端午の節句の菖蒲湯のように芳香が邪気や穢れを祓うと言われます。
身体を浄め、力を取り戻した太陽が昇る明日の朝を清らかな心身で迎える・・
そんな意味もあってのゆず風呂です。もちろん、冬を乗り越えられるようにと。
それと、カボチャを食べる。そうです。冬至カボチャですね。
カボチャは保存食です。野菜が不足する冬場の栄養補給です。
ちなみにですが。暮らしの知恵で縁起担ぎですが、「ん」がつく食べ物を7種類たべると「運が巡ります」にんじん、ぎんなん、ダイコン、うどんなどを食べると良いとも。歳時記ではないですが・・「運だめし」に知っていると良いかな。
でです。冬至をどう考えるかはそれぞれですが、
「まだ陽も短いしどんどん寒くなる」から早朝のラジオ体操嫌だなぁと考えるか。それとも「明日から日脚が伸びて、そのたびに春が近づく」と考えるか。
それは個人の自由です。
人生・上機嫌・何があっても大丈夫・いつも前向きに考える私としてはもちろん、後者です。その方が日々を健やかに過ごせますから。たかが冬至ですが、歳時記は先人の教えでもあります。心したいものです。
冬至でもうひと言
「冬至がゆ」ってのがあります。大豆粥を食べて無病息災を願う風習もあります。病気をもたらす疫病神は大豆を怖がるからと伝えられます。
忘年会・新年会が増えます。冬至粥で、胃の腑を穏やかにするのも冬至の日の一考かも。私は・・今夜は冬至粥で済ませます。年末年始を健康で過ごすために。
もちろん最近、体調がすこぶる良い、その原因は寒風をついてやる
ラジオ体操だと思っています。欠かしませんよ。Goto
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