さぁ・・・これからが、己を磨く本番です。
今日は1月の10日です。
あなたは、この年末年始をどう過ごしましたか？
えっ・・・なんでそんなことを聞くかって？
新しい年を迎え、今年こそは・・こんな年にするぞとか、
こんなことをやってみるぞと目標や方針・あるいは抱負を胸に刻んだはずです。
それがですよ。たった10日間ほどで・・・もう忘れてしまったのではないか？
そんな気がしたからです。人は移ろいやすいものです。何かをやろうとしても、
三日も経てばもうやらない。やめてしまう。それを三日坊主って言います。
大概の人は、3週間続けば良い方で、立てた目標すら・・・そんなこと言ったけ。なんてことになります。それではあかん。そんな事だから、人生がちっとも充実してこないのではないかと思うのです。
私のモットーは「上機嫌」です。人生、何があっても
上機嫌・上機嫌で暮らしていれば、笑顔が絶えず、人が集ってきます。
ですから、上機嫌であれ。上機嫌で過ごそうと自分に言い聞かせているつもりです。
それでも、思うに任せぬことが起こると、一瞬にして、上機嫌が吹っ飛んでしまいます。顰めっ面して、ろくに回らない頭を巡らせ考え込んでしまいます。
あれ・・・上機嫌は何処へ行った。てなことになります。
それと同様です。人間は都合の悪い事や難しいことはすぐに忘れてしまう。
ましてや、新年の抱負など、真剣に向き合わねばすぐに・・そうじゃないですか？
今年の私の生き方は「寄り添う」としました。元旦、このブログで書いた。
ですから「寄り添う」を日々深めることが、指針であり、今年の抱負です。
目標とは違います。目標は5ヵ年計画を立てて推し進めていますので、
その実現に今年も心血を注ぎます。
「寄り添う」は今年一年・こんな生き方をしたいという人生修養の目的です。
人生修養とは、どんな人間になりたいか。ならねばならないかってことです。
せっかく、生かされているのです。自分を高める修養は怠ってはあかん。
でです。私の抱負である「寄り添う」ってどういうことか。改めて整理します。
「寄り添う」って文字通り、体を寄せ合うってことですが。
気持ち的な意味での「寄り添う」ってのがあります。「共感する」「サポートする」「親身になる」「受け止める」そのための手伝いをする。
つまり「心」がそばにある・・・そんな気持ちの寄り添うという「寄り添う」があります。
同じ「寄り添う」でも体がそばにあるのと気持ちがそばにあるでは、
多少意味あいが違います。そもそもは「寄る」は「近くに行く」、「添う」は「ピッタリくっつく」と表現できるので、「寄り添う」とは「そばにいる」ことを意味します。
気持ち的な「寄り添う」は自分のことだけではなく。
他者への思いやりを持てる人と云っても良いでしょう。相手を思いやることができるということは、相手の状況を想像できることです。もちろん、自分自身のこともよくわかっているから「寄り添え」ます。
そうです。自分のことで精一杯の人は、相手の状況を想像できたとしても「寄り添う」という、一歩踏み込んだ行動をすることはできません。
そうなのです。「寄り添う」とは自分の「心」に共感できる余裕がなければ寄り添えないのです。その意味で、私は「寄り添う」って言うのは「心を磨く」人生修養だと思っています。
ですから。精神的に「寄り添う」ことを共感すると言い換えても良い。
自分のことのように相手の気持ちを思う。自分の周りの人々の幸せのために生きること。それが私の目指す抱負「寄り添う」ってことです。
回り諄くなりましたが。寄り添うってことは相手の気持ちを汲み取り、察することです。哲学的ですが、自分本位の考え方や行動をとらない。常に相手が何を考え、どんな風に思っているかを想像して努力をすること。そして共感する。
それが「寄り添う」ことです。
共感することができれば、「寄り添い」の行動も見えてきます。
無理強いをすることもなく、相手を慮る行動ができます。それともう一つ。
「寄り添う」に欠くことができないのは、価値観を柔軟にすることです。
寄り添う側が、思い込んだり、決め込んで押し付けないことです。
意外とこれが難しいのではと思っています。
価値観は人それぞれ違います。
人はややもすると、自分の考え方が正しいと思いがちです。
寄り添う人が、自分の価値観に固執したら、それは寄り添うのではなく、押し付けであり、迷惑というものです。
寄り添うためには自らが経験を積んで、それを修養と言うのですが、さまざまな価値観を知り、認める度量がないと、人に寄り添うことなどできないものです。「寄り添う」とは自らの共感力や想像力を育むことに繋がります。
1月10日です。
「寄り添う」を今年の生き方に掲げました。
容易なことではありません。1年間を通して、どれだけ「寄り添う」ってことが
自分の身になるのか。まだ、決めて10日です。これからです。
人生修養の決意と覚悟を巻き直します。Goto
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