日の丸と君が代に涙腺が緩むのですが・・・・・・
春は良いですね。隣の庭の梅が満開になりました。縮まっていた私の身体の筋肉も解れてきました。
春の訪れに感謝です。大自然の巡りに比べますと、人間社会の競争など、ちっぽけなものに感じます。
が、しかし、そうはいかないのが浮世。オリンピックで金メダルがないのは、国威発揚の観点から、宜しくないとの国民の声??で、国が予算を組んで支援の手を差し伸べるそうです。
スポーツチームを持つ企業を税的に支援する。各種の競技団体に資金を提供する。トレーニング施設を充実するなどなどだそうです。スポーツで国威発揚も分かるのですが・・・・・・果たして。
私は、オリンピックで金メダルを取るために、国が乗り出すのには、疑問です。いやいや、誤解のないように申し上げますが、そりゃー。センターポールに日の丸が揚がり、国家が流れると嬉しいです。最近は涙腺が緩んでいますので、直ぐに感動して目頭が熱くなります。
今年はワールドカップもあることですし、日本が勝利してくれることを願ってます。
しかし、スポーツは競い合うモノです。勝つモノがあれば、必ず負けるモノがでます。
残念ですが、経済活動もスポーツのようなもので、勝ち組だとか、負け組に分かれます。仕事で勝ち負けに追いまくられています。しごともスポーツも勝負勝負では・・・・。疲れます。
その勝負に国を挙げて支援する・・・・。理解できるのですが・・・
後進国や新興国ならいざ知らず、成熟した日本で、スポーツの勝ち負けに国民が熱狂する姿(私もその一人ですが)が、どうも気持ちが悪いのです。それで良いのかと思うんです。
へそ曲がりでも、ひねくれ者でもありません。冬季オリンピックで金メダルを望んだのは、果たして国民でしょうか?私は違うと思っています。一番臨んだのは、視聴率が上がり、スポーツ新聞が売れることを期待したメディアじゃなかったんでしょうか。
メディアが煽りに煽ったんだと思います。その結果・・・・金メダルが取れなかった。国民は期待が裏切られた。その原因は、国の支援体制が悪い。だから、国はスポーツ支援をすべきだ。となりました。
やっぱり、どこかおかしいと思います。
世界で日本が誇れるのは、長寿です。平均余命が世界一だということです。長寿であるということは、国が豊かである証拠です。豊かとは、経済的、政治的、衛生的、健康的にという意味です。
スポーツに国が支援の手を差し伸べることを否定はしませんが、日本が支援しなければならないのは、長寿国の金メダルを連覇することです。そのための支援は惜しまないで欲しいと思います。
経済の勝ち負けも、スポーツの勝ち負けも、「長寿社会日本」と言う金メダルに比べれば、些細なことではないでしょうか?ちっぽけなものだと思います。
それにしても、隣の庭の梅(写真)、何の支援もしていないのに、今年も満開に咲き誇ってくれました。
この梅たちも・・・・私にとっては、りっぱな、金メダルです。感謝。 Goto
コメント
オリンピックはアスリートの大会です。中途半端なアマチュアイズムはなくなるんじゃないでしょうか?アトランタ大会を観に行った時。案内してくれた日本の商社の人が「オリンピック種目の80%のユニホームや道具は日本製ですよ」「メダルは新興国や後進国の選手が取れば良いのでは・・・・」と聞いたのが耳に残ります。
Goto
コマーシャル主義とナショナリズム。本来の青少年教育と世界平和はどこかにいってしまいました。コンパクトかつ市民感覚のオリンピック。私が思うオリンピックは20歳未満・100万人未満の地方都市での開催。ジュニア達は相部屋、国際交流と教育が主とするオリンピックなんて魅力的だと思うのですが・・・。
この国のかたちは、どんなかたちが良いのでしょうか?私には見えません。ぜひ、ご指導を。
Goto
施設がなくとも上位になる選手や国。
スポーツマンシップに則り、綺麗な国かと思われます。
今どこにそのようなものがあるのでしょうか。
疑問です。
水泳着にしても業種の技術の戦いがオリンピックになり・・・疑問です。
勝つと国にもお金が入るのでは…?