無精なあなたに・・・・・簡易読書の薦め・・・・
16時半・・・・で、すっかり暗くなりますね。最近岐阜の様な田舎でも・・虫の声が聞こえなくなりましたが・・・やっぱり、秋の夜長は虫の音色と月を肴にちびちび呑みながらの読書に限りますねぇ。
秋の読書週間にちなんで、作家の瀬戸内寂聴さんが朝日新聞で。明治大学の斎藤孝教授が日経で「若者に本の薦め」を蘊蓄深く語っておられますので、ちょっぴり、紹介します。(写真参照)
瀬戸内さんは・・・良きも悪しきも本で・・分かるようになる。斎藤さんは本は薪、自分の心に灯を付けてくれ、それで持ちが良い。本は読むのではなく、聞くもの。作者の話を聞くことです。本を読んだら「その内容」を・・語りなさい。話す本読みです。話そうと思って読むと吸収量が変わってきますと。
ところで・・・貴方は・・本を買う時・・・何から情報を取りますか?都会では電車の中刷り。若い人はネット上から。本屋さんに行って・・という方もいるでしょうが・・・。私は・・勿論、新聞の書籍広告からです。
しかし・・・その新聞でも、新聞によって出稿量に大きな差があります。こんなデータがあります。月間で・・・一番多く書籍広告が掲載される新聞は、日経新聞。続いて朝日新聞(ほぼ拮抗)・・・・そして読売と続きます。朝日と読売は6対5。中日新聞とは6対4。朝日と地元紙では6対1です。
この差って・・物凄いことです。朝日は月に300書籍広告が掲載されるとすると。地元紙を購読している人は50の情報量しかないことになります。年間にしますと3600の本に関する情報が入る朝日と600しか入らない地元紙ってことです。
古典は別として・・・新刊情報に年間で3000冊(あえて・一冊と考えて)の差が出るってことは・・・本を買う買わないは別としても・・・・・タイトルや見出しの情報も全く入らないのですから・・・本知識の差は歴然と違ってきます。
だから・・・全国紙を購読すべきだなんて・・野暮なことを申し上げる積りはありませんが、購読する新聞によってそれだけ、書籍認識の差が出ることはお分かりになると思います。広告の仕事をするモノとしては・・・地方紙の広告局には・・・書籍広告が増えるよう・・・ぜひ頑張ってもらいと思います。
でも、各紙まったく同等の書籍紹介があります。それが、日曜の朝刊に掲載される「読書」欄です。
広告ではありません。記事として本の紹介です。各紙ともとても丁寧に本の内容を解説しています。
解説を読めば・・・・粗方の内容が分かると言うモノです。
秋の夜長・・・・本を読むのは面倒だと躊躇されている方には、購読している新聞の日曜の朝刊・・読書欄をお読みになるのも一考か。なぜなら・・・斎藤教授の言う・・・話す本読みの代替になりますから・・・。 Goto
10/27朝日新聞 10/27日本経済新聞
11/14日本経済新聞 朝日新聞 読売新聞
11/14毎日新聞 中日新聞 岐阜新聞
コメント