新聞部

全国学生新聞コンクールを。
新聞命の私としては・・・NIE(教育に新聞を)活動を盛んに行い、子どもに新聞を読む癖を付けろ・・・新聞社はもっと真剣に・・・力を注げ。そうしないと、10年後には、まず、新聞広告を出稿するスポンサーはなくなるぞ。20年後には読者がいなくなるぞ。と警鐘を鳴らし続けています。
NIEに熱心でないのに、新聞づくりを楽しむ子どもを育てろ・・っていうのは難しいのかもしれませんが、・・ローカル紙が存在しない滋賀県で・・・新聞つくりで素晴らしい成果を上げる高校の新聞部があることを知って欲しいと思います。
写真は・・・我社の生活情報誌「こんきくらぶ」(彦根市・米原市・多賀町・56200部・各戸配布)の11月号の表紙と巻頭特集です。彦根城の掘りの中にある県下有数の進学校・・・彦根東高校新聞部の活躍ぶりが紹介されています。
滋賀県下学校新聞コンテストでは31年連続。不動の最優秀賞。今年、福島県で開催された全国総合文化祭、新聞部門でも最優秀賞と、華やかな実績を誇っています。
新聞部員は24名。「彦根東高校新聞」を年8回発行。校内時事に合わせた速報新聞「キマグレ」を年150回ほど発行。400号の記念号は「東高生の夢を考える」「情報化社会を生きる」をテーマに多角的な企画・取材による厚みのある特集が高い評価を受け・・・朝日新聞賞・文科省奨励賞を獲得。
新聞部のキャッチフレーズも「やりたいことは何でもやる」で、何事にもチャレンジ精神で臨んでいるそうです。広報部長などは、印刷費の捻出に広告営業を一人で行っている。(広告を情報と見ていない点は、問題だと、広告会社としては思うのですが・・・見上げたもんです)
全国有数の新聞部であり続ける秘訣を部長は「伝えようとする気持ちが大切」と語る。
「やりたいことは何でもやる!」まさに、ジャーナリストの心意気を醸造させる高校新聞部の活躍に、経費削減で、情熱を失くしている昨今の新聞記者に聞かせたい話です。
提唱です。全国高校新聞コンクールは私大の主催で開催されているようですが、小・中学校対象は無いようです。日本新聞協会は、新聞に親しむ子どもだけではなく、新聞をづくりを楽しむ子どもの育成に、全国学生新聞コンクールを賑々しく開催してはどうでしょうか。新聞の未来のために・・・・ Goto
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当社発行「こんきくらぶ11月号」巻頭特集

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