ストロー現象

マリンライナー二階席は絶景でした。
瀬戸は日暮れて、夕波小波・・・・小柳ルミ子さんが歌う、瀬戸の花嫁・・・・・
海のない岐阜育ちの私としては、朝霞に、漁船、貨物船が、波紋を引きながら小島の間を縫う、絵葉書のような瀬戸の海を、瀬戸大橋から眺め感動しました。
今年3月に開通した、九州新幹線。熊本や、鹿児島では、喜びに沸き立っているかといえば、
福岡の博多に、人が吸い上げられ、経済が沈み、ストロー現象が酷すぎる・・・なんて、声が聞こえます。
瀬戸大橋。開通時は関西と四国が結ばれ、四国が賑わうと大いに期待されたのですが。
あれから、四半世紀になるそうです。
橋だけではありません。高度成長以降、日本列島改造で、新幹線や高速道路網が張り巡らされ、地方と都市部の距離は急速に縮まったのですが。それで、果たして、地方が元気になったかと申せば・・・・。益々、ストロー現象は鮮明になっています。
偶然なのでしょうか。四国へ向かうJRは指定席がガラガラ。岡山への戻りは満席。これもストロー現象か?なんて、苦笑い。仕方が無いので、大枚900円を叩いてグリーン車に、それが、見晴らしの良い二階席。そのお陰で、瀬戸大橋から、瀬戸の海が一望。(写真参照)
段々畑とさよならするの。岬まわるの、小さな船が、生まれた島が、遠くになるわ。
思わず、口ずさむ・・・。瀬戸大橋って必要なんでしょうねぇ?Goto
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マリンライナーの車窓から。

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