断られても、断られても、足を運ぶべきです。
ネット社会です。いつでも、どこでも瞬時に情報を得ることができ。いつでも、どこでも誰とでも、情報のやり取りができる便利な時代になりました。そのお陰で、仕事のスタイルも、ネット上で完結するケースが増えてきました。
文明の進歩。情報革命です。抗う積りはありません。勿論、アナログ思考も、懐古趣味もありませんが。遠方ならばいざ知らず、いくら、相手も望むからと言って、あるいは、時代の流れだからと、相手の顔も見ないで仕事するのは、手抜きじゃないかと思えてなりません。
毎日新聞10日付、茨城県版「天然記念物を訪ねて」のコーナーで「辿り着いた寺院の境内は花見客で賑わっていた」「石段を上がるにつれ、シダレザクラの角度が違って見え、樹姿の向きと高さが変化するので面白い」と、瑞巌山向上庵のシダレザクラが見頃を迎えたと写真付きで伝えている。
だが、その天然記念物のシダレザクラ。昨年の九月。台風で根元が折れ、切り株が残るのみ、現存していない。虚偽の記事である。筆者は外部の有識者だそうだが、現場に足を運ばす、ネットで調べて記事にしたらしい。
いつでも、どこでも、誰でも情報が自由に手に入るネット社会。そうです。もしも、記者が現場に足を運ぶこともなく、ネット検索をベースに、手抜き記事を書くとしたら。職場放棄と言わねばなるない。新聞の新聞たる使命を放棄することになる。
たまたま、読売新聞に掲載された毎日新聞の虚偽記事事件だが、仕事の原則は、断られても、相手にされなくても、何度でも、何度でも足を運び、お客様の心を掴むことにあります。ネットで、良い仕事ができるとは思えないのですが。古い手法ですかねぇ?Goto
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