南国土佐の恵み・果物に感動しました・・・・
この味、この甘味は何だと・・思わず・・・トマトに戸惑いました。この季節3月から6月のみ収穫できる「小粒完熟とまと」のことです。高知市のある地区で作られていた大小様々なトマトの中に小粒で完熟したものがごく少量見つかり、その甘度にカンドウ(感動)した農家が・・・・
水やりをできるだけ控え、なおかつ健康に育てれば更に甘味が増す技術を開発。その生産方法が高知県一円に広がり、いまや、この季節限定の特産品として全国に出荷されています。それを、頂き、がぶりと頬張りました。ホッペが真っ赤になり落ちました。
「完熟とまと」だけではありません。200年前から宮崎県で生産される日向夏(夏みかんの一種)。それが、昭和初期に土佐に持ち込まれ、改良に改良が加えられ、「小夏」と命名。越年柑橘として、4月から7月が食べ頃。これも一緒に頂きました。食べ方が夏みかんとは違い。
皮ごと食べられるのですが。ナイフで皮を薄く剥き・・・白い部分も(写真参照)も一緒に食べますと、甘味に酸味が程よくブレンドされ、小夏だからではありませんが、夏の訪れを身構えるような、甘酢っぱいここちよい初夏の香りが口いっぱいに広がります。美味い・・・。
まだまだ。それに国産マンゴーも頂きました。マンゴーといえば、前宮崎知事がセールスマンで話題になりましたが、なんせ高知は南国・・東国原の宮崎よりも気候が南国的。マンゴーの生産にどちらが適しているのかはわかりませんが。上手な食べ方の解説書付き。解説書通りに切って食べますと、ビンゴーじゃなくてマンゴーです。南国の光を浴びた赤い色が美しい。
「完熟とまと」「小夏」「マンゴー」を食べながら。これだけの味。甘味度の高い果物を作るために、生産者がどれだけ努力を重ねたか。その努力に思いを馳せますと・・・ホッペが落ちて喋れなくなったからではありません。安易にTPP・・・農業改革の時だ・・などとは言えなくなりました。Goto
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