政治は遠くにあると思うもの・・・でしょうか。
一喜一憂するべきではない。泰然自若・己の信念に基づき黙々と
政策実現に全力をあげる。それが、為政者たる姿勢であると、私は思います。
世論調査などに振り回される必要などないと、思うのですが。
6月上旬、新聞各紙はコロナ禍の中、全国世論調査を実施しました。
全国紙4紙の結果をどう判断しますか。どうでも良いですか。それとも・・・
この国は主権が我々国民にある民主主義国家です。国民の意思が「最高の決議」です。
コロナ禍で苦しむ現下の国民の政治意識が奈辺にあるかは、とても重要なことです。
内閣支持率を新聞4紙と共同通信の調査で比較してみましょう。
朝日・・・・支持する・・29% 不支持・・52%
毎日・・・・支持する・・27% 不支持・・64%
読売・・・・支持する・・40% 不支持・・50%
日経・・・・支持する・・38% 不支持・・51%
共同通信・・支持する・・39% 不支持・・45%(5月上旬)
調査方法CPで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号にかけるRDD方式で
18歳以上の有権者を対象に実施します。各紙とも同じ方法です。
新聞社は10年1日が如くこの調査方法ですが。今時、固定電話にでる人って、
高齢者じゃないですか。やはり、ネットでの調査も加えないと、片手落ちではないか。
携帯との併用だから大丈夫だと言いたいのでしょうが。調査の信憑性は疑われます。
とは申せ、マスメディアの調査って大丈夫でしょうか。
統計学的には適宜な調査であり問題ないとのことでしょうが。
全国調査であるなら全国民の調査でなければと思うのですが。偏向があってはいけません。
支持するについて・・・
内閣存亡の危険水域といわれる20%台に朝日・毎日が達しています。
しかし、読売は40%、日経・共同も40%に近い率です。
これをどう分析するのか。新聞を読み比べていなければ、13%も差があるのはわかりません。
新聞によって差があるのは、その新聞が現内閣を支持しているかどうかで決まるようです。
朝日・毎日は否定的な新聞です。読売は安倍内閣にべったりの新聞ですから、
いつも支持率は高めです。逆説的に申せば、読売が支持率を20%台と報じれば、
安倍内閣は命運が尽きたと言ってよいでしょう。
えっと思われるかもしれませんが、新聞はメディアの盟主です。
第四の権力ともいわれます。新聞の世論調査は、単なる調査ではありません。
ことと次第によっては世論を操作し、政治を動かす力を持っています。
私は内閣支持率調査結果、各紙の平均で判断するのが良いのではと思っています。
6月上旬の安倍内閣に対する支持率は、33,5%. 不支持は54,25%ってとこでしょうか。
調査対象の偏向からすれば、危険水域に近いことは確かです。
世論調査などに一喜一憂せず、マイウェイで頑張って欲しいのですが。
為政者の一番大切なことは引き際ではないでしょうか。
あなたは、今、安倍内閣を支持しますか?と聞かれたら・・・
何と答えますか。どうでも良いですか。それとも・・・・Goto
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