自民党の金権体質選挙、無くなりますかねぇ。
「困ります。お持ち帰り願います」・・・特別給付金を断わったのではない。
封筒の中身は「20万円」19年4月下旬の頃だそうです。
受け取った広島・安芸太田町長は「自分が甘かった」と語り、今年4月辞職しました。
他にも県議7人・市議4人・首長2人・後援会関係者4人ら・・報道では
100人を超える人たちが逮捕された河井議員夫妻から直接に現金を受け取ったらしい・・
稀に見る金権政選挙だとメディアは報じるが、果たしてそうであろうか。
公職選挙法が選挙違反が起こるたびに抜け道を塞ぎ、結構、厳しくと申しますか、
金銭の授受については厳しくなりました・・・いまどき、こんな乱暴な手口で、
「現金をばら撒く」なんて、よほどの素人か自信家でなければ・・・・・
もちろん、30年以上、親の代からの議員なのですから、素人ではない。
自信家なんでしょう。その自信は何処から来るのか。来たのか。
政権の中枢にいたからに違いない。15年10月に首相補佐官、
17年8月に自民党総裁外交特別補佐に就任。
首相官邸と議員らのパイプ役を務め、首相の側近を自認していたのがそれを裏付ける。
権力は人を狂わすと申します。
この場合は「虎の威を借る狐」ですが。狐が虎だと勘違いしたのでしょうか。
だったら、虎が大したことないってことでしょうか。
河井夫婦(狐)の逮捕に「大変遺憾、法相に任命した責任を痛感し、国民に深くお詫びする」と
記者会見で虎(失礼)は述べた。最近、虎は頻繁に国民にお詫びする。
トップの責任の取り方は色々あるが・・・側近の不祥事であるにも拘らず、
「詫びて会釈程度に頭を下げれば済み」では虎の権威は如何にも軽くなったと思いませんか。
自信家の背景は虎だとして、果たして「この手の金権選挙」は陳腐なのでしょうか。
そんなことはありません。今でも「古い体質」を持った政党の候補者は同じような
手法で選挙戦をやります。つまり、法定選挙費用内で選挙運動は収まらないからです。
選挙には金がかかります。ですから、1億5千万円という自民党本部の新人に対する
政治資金が提供されたのです。
党本部もまさか、現金を夫婦で直接配るとは思っていなかったでしょうが。
「使い方」と申しますか、配布方法が不味かったと思っているのでしょう。
でも、自分で汗して稼いだり集めた金ではありません。狐なら一番簡単な方法で、
票集めに走ったのでしょう。まさしく政権与党の奢りでしょう。
で、です。選挙のみならず自民党の金権体質は治らないのではないでしょうか。
野党もだらしない政治です。もう一つ、いままでの体質を脱ぎ捨てた保守政党、
第2自民党が必要ではと思うのですが・・Goto
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