国難に、コロナ禍を盾に省益を狙っているように見えるのですが。
今週は・・・この冬初めてでしょうか・・・冬将軍が襲いかかりました。
エッ・・今の気象庁では寒気を冬将軍なんて情緒的な言い方はしないのですって。
では、何というのでしょうか。寒気団です。面白くも何ともないですね。
金華山・岐阜城も雪化粧(写真参照)・・
岐阜市内でも3センチほどの積雪がありました。
今週は冬将軍が居座り、週末には再び雪のマークが付きました。
寒いです。
北国からは大雪の便りが届いています。
コロナに怯え、不況に泣き、寒波・大雪に悩まされる・・・
神さまって、なかなか試練を与えるものですねぇ。
でも、この程度ならば、人間は耐えるだろう。
むしろ鍛えられると思っているのでしょうかねぇ。
甘くはないですが、負けてはいられませんね。
21年度の予算編成が大詰めです。
106兆円規模で過去最高だとか。国難です。致し方ないとは思うのですが。
今期も第3次まで補正を組んだのです。原資はどこにあるのでしょうか。
国債だよ、国債を発行して賄うしか方法はない。日本だけじゃない、
世界中が似たような状態だから、何とかなる・・・そんな声が聞こえます。
何とかなりますかねぇ。国難ならば、どこかで何かを辛抱すべきだと思いませんか。
コロナ対策の予算は増やす。それ以外の予算は通常通り要求するって、
甘すぎませんか。そこはメリハリです。あらゆる分野で予算を削って、
その分をコロナ対策に充てる。それが極々常識的な予算編成ではないでしょうか。
一つ例に取ります。
公立小学校の1学級あたりの児童数を30人にすべき。文科省の方針です。
現在は1980年度に決めた40人学級です。理由は児童・生徒をきめ細かく指導するために
教員1人あたりが受け持つ人数を減らす少人数学級にするためですが、
その他にコロナ対策で教室内の「3密」を避けるためと主張しています。
財務省もコロナ対策と言われれば、予算増額も致し方ないと、妥協案で
小学全学年35人の予算を認めるそうです。これって「火事場泥棒」ではないですか。
考えてみて下さい。80年から30年ですよ、子どもの数は120万人から80万人台まで
減少しているのです。その間、教員の数は増えこそすれ、減ってはいないのです。
そうなのです。文科省は予算を増やし続け教員の労働時間を減らし続けているのです。
批判はありませんが、せめて子どもの学力が向上していると胸を張ってもらいたいものです。
国難です。それぞれの省庁が、本気で国難に立ち向かうならば、
少なくとも、来期は予算編成に変化があって良いと思うのですが、
省庁には省益以外には考えられないのでしょうねぇ。
冬将軍などと情緒的な言葉を使う方が甘いのですかねぇ。Goto
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