コンビニとドローン

来年のキーワードは規制緩和とデジタル化です。
来年の話をすると鬼が笑うと申しますが・・・
10月も下旬です。今年も残り50日ほど、来年の話をしないと鬼に笑われる・・
光陰矢の如し、コロナ騒動で明け暮れている内、そんな時期になってしまいました。
来年・目に見えて変化する二つのことを共有したいと思います。
いずれもその背景は・・・硬直化した省庁の規制緩和と急変するデジタル化です。
まずは、コンビニの無人化です。
ファミマは埼玉に無人決裁店を出店しました。3店目です。
仕組みは店内に20台ほどのカメラを設置、持ち出した商品を決済エリアに立つと
支払い総額が表示される。電子決済でレジ不要です。2024年までに1000店を展開します。
ローソンは客が自分でバーコードの読み取り操作をして清算する「セルフレジ」を
強化します。来年度から希望フランチャイズには導入。
この仕組みはすでに大型のスーパーで実施されています。
レジに人が不要になる分、店内で炊いたご飯を使って弁当やおにぎりを。
まるでコンビニが街のご飯屋さんです。
セブンイレブンはスマホアプリを活用、セルフレジを更に簡素化。
専用アプリを入れれば自分のスマホでバーコードを読み取り、電子マネーで清算できる。
都内で実験が進み、来年の2月から直営でひろげていく。
人件費の4割がレジ作業・レジに掛かる費用がなくなれば、店舗の生産性を
上げることができます。
コンビニ各社はデジタル化で一気に生産効率を上げる方向に舵を切ります。
もう一つはドローンの活用です。
誰が考えてもドローンがモノを運べば地上を運ぶよりも効率が良いのはわかります。
6月に成立した改正航空法。管理者がドローンを目視できなくとも、住宅街や
道路、オフィス街などで自動飛行させることができるようになりました。
世界の物流はドローンに移っています。やっと国交省が重い腰を上げたことで、
日本でもレベル4が可能になりました。これによって、家庭やオフィス、病院に荷物や
医薬品を配送することができます。遠隔地に薬を運べます。
災害対応として災害状況の把握が都心でも可能になります。
また、人の密集地に上空から異常がないか確認・監視ができるようになります。
強靭化対策として崖崩れやトンネル・橋の点検が人力を借りなくても可能になります。
大手の物流関連会社が一斉にドローンを使ったサービスに参入、
来年はドローン活用が一気に進みます。
規制を緩和するだけで新しいビジネスが登場するのです。
ドローンの究極は人を運ぶことです。
この背景は規制緩和とデジタル化にあります。
いずれも政治の力です。総選挙が実施されています・・・
だれを選ぶか、規制緩和に積極的な候補者はだれか。
デジタル化に理解ある候補者は誰か・・・よく考えて投票すべきです。
来年のキーワードは規制緩和とデジタル化です。Goto

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