あまり臆病にならなくても・・

オミクロン株って、感染力は強いが重症化しないそうです。
今年も残すところ1週間余りです。光陰矢の如し・・であります。
巷にはジングルベルが鳴り渡り、ほろ酔い気分の人たちが行き交う。。。
そんな年末をと、願っているのですが・・・そうも行かない。
コロナの変異株「オミクロン」が・・
世界77カ国で確認されたとか。英国では新規感染者が1日に7万8610人に上り、
パンデミック開始以来最多となったとか。感染スピードの速さが尋常ではない・・・
感染速度に医療体制の構築が間に合わない恐れがあると米国の大統領医療顧問が
危惧しているとか。日本でもオミクロン株の感染者が見つかったとか・・
再び第5波の医療体制が逼迫した状況が来るのではないか・・・
そんなコロナ不安が・・飲み会や忘年会に心理的影響を与えているようです。
日本人って、右といえば右に、左といえば左に極端に触れる民族です。
その意味では欧米のような個人主義も未発達、自己責任論も希薄です。
海外のことは報道以上には何もわからないのですが・・・
オミクロン株の正体が如何なるモノかがわからない以上は
対策の立てようがないのが本音ではないでしょうか。
現状では、海外の製薬会社が発表するデータが正体を端的に示しているってことでしょうか。
ファイザーが2回接種後の変化を解析、接種から5ヶ月程度で
感染予防効果が1回目接種後のレベルより低下している結果を踏まえ、
ワクチンの3回接種を急ぎ抗体を増やすのがベストのようです。
で、そのワクチンがオミクロンにも有効なのか。ファイザーは3回接種すれば
感染防止効果があると暫定的な研究結果を公表。同時に2回接種ではオミクロン株に
感染するリスクが高いことも示しています。これを信用するならば・・・
1日・100万人以上のペースで3回目接種するのが妥当ってことになります。
オミクロンは所詮、コロナウイルスです。着実にワクチンを接種する。
そのスピードをアップする。それが正解なのでしょう。
問題はワクチンが手に入らないようです。
そこをなんとかするのが政治です。岸田首相に頑張って貰わねばなりません。
で、わからない話ですが。
オミクロン株も所詮はコロナウイルスの変異株です。
あっという間に全世界に広がったのです。感染力が強いのは分かります。
重症化については不透明です。もし、感染力は強いが毒性が低いとなれば、
デルタ株を凌いでオミクロンが世界で流行すれば、普通の風邪レベルになるとも言えるのでは。
何度も申し上げるようで恐縮ですが・・
タカラバイオと島津製作所がそれぞれ「オミクロン株を検出できるPCR検査用の
試薬を発売する」と発表しました。これまでオミクロン株かどうかを調べるには
陽性と判明した後にゲノム解析する必要があったのですが、
ゲノム解析より短時間で特定できるそうです。
ファイザーは経口治療薬として開発している「パクスロビド」がオミクロン型の
ウイルスの増加を防ぐ効果があるとして、11月に治療薬の緊急使用許可をFDAに申請中です。
多分、年内には許可が出るでしょう。
となりますと、オミクロン恐るるに足らずってことになりませんか。
去年の冬は大晦日に東京で初めて感染者数が1000人を超えました。
入院先が見つからず自宅療養が増え、医療機関にかかれない状態でした。
当時、日本ではワクチン接種は始まっていません。
でも今は8割が2回接種を。重症者の治療方法も格段に進歩。
軽症者向けの経口薬(デルタ用)も開発されました。
医療従事者用への3回目の接種が急速に進んでいます。
であれば・・・第6波が来る要素がないと私は思います。
年末、もう少し賑わいがあっても、ジングルベルの音を大きくしても良いのでは・・
えっ・・・田舎にいるから知らないだけ。都会ではコロナ禍以前に戻っているですって。Goto

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