中日新聞と岐阜新聞の2大会が一本化されます。
嬉しいニュースが飛び込んできました。
毎日新聞・・・長良川花火を一本化。
朝日新聞・・・長良川の花火大会、来年から年1回に。
読売新聞・・・長良川花火大会、来年から一つに。
ふるさと岐阜、夏の風物詩は、長良川の鵜飼と花火です。
鵜飼は1400年の伝統を持ち、5月11日から10月15日まで、
満月と増水の日以外は連日開催されます。
花火は毎夏2回・7月の最終土曜、中日全国選抜花火大会(中日新聞社主催)が
8月第1土曜日には岐阜新聞社が主催・・長良川全国花火大会が開催されます。
岐阜新聞は1946年、終戦の翌年から。中日新聞は57年から・・2019年まで毎年続きました。
それが・・・この3年間は両花火大会ともに中止。理由は色々あるでしょうが、
私の感覚では岐阜市民が両新聞社に甘え過ぎたのではと思います。
その結果、昨今では花火そのモノの費用よりも警備費だとか、管理費の方が高く付くなど、
新聞社の負担が急増、その維持が難しい状況にありました。
そんな折、夏の風物詩がなくなってしまうのは如何にも淋しいと、
若い人たちが浄財を募って花火を上げたいなどの要望もあり・・
岐阜商工会議所の会頭が音頭を取って・・・来年の開催が決まりました。
実行委員会形式で両新聞社・岐阜市・商工会議所の共催です。
両新聞社にはそれぞれの歴史があり、プライドがあります。
そもそもですが、新聞社が共催で事業をやるなんてことはないものです。
高校野球が良い例ですが、春は毎日、夏は朝日・・・だから、お互い協力はしない。
それが原則でした。最近は春には朝日が後援し、夏には毎日が後援すると変わりましたが
新聞社のエゴとはかくもくだらないモノです。
「新聞命」(しんぶんいのち)の私としては、新聞社が主催するあらゆる文化事業、
社会事業などは、日本新聞協会が取りまとめて、全新聞で盛り上げれば良いと思うのですが
ムキになって、他社を攻撃しているのですから・・・お粗末な話です。
そんな現状を知るひとりとして・・70年以上にわたり張り合ってきた両新聞社が、
商工会議所や岐阜市と実行委員会形式で一本化できたのは、岐阜市民にとっては
実に喜ばしいことです。関係者の労はいかほどか、察して余りあります。
ありがとうございます。
かくなる上は、中途半端な花火大会ではなく、
正に、岐阜・長良川の夏の風物詩として、市民が挙って参画できるような、
一大花火絵巻にして欲しいと願います。何はともあれ、
岐阜に花火大会が戻ってくることに感謝です。Goto
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