函館新聞

北斗・追分の白石農園「神トマト」収穫がピーク。

JLAA(日本地域広告会社協会)・・・今年も地域の会員が集って未来を語り合う、ブロック会議がスタートしました。(全国で5か所開催)・皮切りは北海道・東北ブロック会議・函館での開催です。幹事を務めてくれた函館の仲間には至れり尽せりのお世話を頂きました。ありがとうございます。

JLAAの目的は、全国の地域で頑張る加盟会社が、それぞれの活動を紹介し、成功事例を学び情報交換をすることです。そして少子高齢化で人口減少が顕著になった地方を広告の力で元気にすることにあります。

ブロック会議には地域で活性化に取り組む講師を招いて・・・勉強します。今回は「函館観光の現状と取り組み」と題して、函館市観光部の次長に講演いただきました。ご存知の方はご存知ですが、函館市長はタレントの大泉洋さんの実兄です。

そのせいではないと思いますが。どう言う訳か。名探偵コナンのROADSHOWをモチーフに全国的にアピールする手法や、観光スポットの写真をふんだんに使った「函館旅部」(市役所の取り組み)の熱量が満載の講演に、メンバーたちも興味いっぱい、参考になったようです。

私は腰痛のため。会議には参加できませんでしたが。リモートで。
事務局の報告では、参加した青森・秋田・札幌・福島・愛知・岡山・岐阜・宮崎の加盟社たちには大いに刺激になったとのこと、嬉しい限りです。

その際、事務局のメンバーが、ローカル新聞に目がない私に、ローカルのローカルで頑張っている「函館新聞」を持ち帰ってくれました。

開いてみると、鹿部町の町道を車で走行中の男性が体長1メートルの熊1頭を目撃・ひょうたん沼公園の南側で、周辺の住宅から約100メートル。松前高校敷地の南側で草刈り中にヒグマのものとみられるフンを発見。ただし新しい状態ではなかった・・・そんな熊出没情報が掲載されていた。

他にも社会面に、北斗・白石農園で、ブランドトマト「神トマト」が収穫のピークという記事も。他のトマトと比べ、うま味と甘さが際立ち、トマトが苦手な人でも食べられるとファンが急増中だと。トマトの品質改良が進む昨今です。函館の「神トマト」とは・・力の入ったネーミングです。

農園主・・「今年は例年以上に手をかけて育てたので、玉が大きく、昨年より美味しいといってくれる人が多い」「記憶に残るトマトといってもらえるよう頑張りたい。丸かじりで味わって」と目を輝かすと記事は踊る・・農家の担い手が減少する中、キラキラと輝く・・農園主を応援したいという、函館新聞の思いが溢れる・・・これぞ、ローカル新聞の使命ではないか。感動した。

広告会社・・・マスメディアの下請けの時代は遠の昔に終わった。
今一度、JLAA加盟社・地域・地方で頑張る広告会社の役割と使命は何か。
JLAA/ブロック会議を通して、考えてみたい。Goto

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