自民党総裁選

あなたは誰が良いと思うか。私は・・・・

9月も末を迎え、季節にウソはないね。
ずいぶん秋らしくなった。自民党総裁選が佳境、政治の季節でもある。
7月の参院選で与党が大敗、遅きに失した感はあるが。
石破首相は9月初旬に辞意を表明。政権交代ではなく党内の総裁選による継承という形だが、国民の目には「政治の転換点」と映っている。

10月4日の投開票を控え、候補者たちが政策を競い合う様子は、
期待値だが日本政治に新しい風を吹き込んでいると思う。

有力候補の一人、小泉進次郎氏は「賃上げとインフレ対策」を前面に掲げ、日銀と政府の歩調をそろえた政策運営を唱える。若さと発信力を武器に、暮らしの安心感を取り戻す姿を描こうとしている。

一方、高市早苗氏は減税や現金給付といった即効性のある施策を訴え、家計を直撃する物価高に対応する姿勢を強調する。対照的な二つの処方箋は、国民に「どちらの道を選ぶのか」を問うている。

だが、庶民の目は鋭い。同時に皮肉も忘れない。こんな川柳が届いた。

高市は、シカを語って馬鹿を見る
小泉は、天を語って手元見る
芳正は、安定語って藪の中
敏充は、何語るにも栃木弁
コバタカは、背丈だけなら一番手
候補者たちの人物像を一刀両断。

高邁な理想も地方色も、庶民の目にはユーモラスな寸評で片付けられる。

しかし、為政者を笑い飛ばす視線こそ民主主義の強さであろう。
笑いがある限り、政治は決して遠い世界ではない。

もっとも、現実は笑ってばかりはいられない。与党は衆参で過半数を割り込み、国会運営は少数与党の立場に追い込まれている。

外交の課題も重く、石破首相は辞任直前に国連で演説したり(なかなか力強かった)9月30日に韓国・釜山を訪れ、韓国の李首相と会談する予定だ。
次の総裁には、内政と外交の両面で安定した舵取りが求められる。

この5人の候補で誰がよいか、私なりに希望を込めて明言したい。
誰でも良いは無責任・関係ないはもっと無責任・知らないはアホや。
川柳では「安定は藪の中」と揶揄された林芳正官房長官が良い。

外交経験に裏打ちされた国際感覚、政策全般にわたる安定感、そして派閥を超えた調整力。混迷する日本の「急場」を救うにふさわしい人物だと確信する。

10月、新しい首相が誕生する。大芝居の幕切れに、庶民は笑うのか、拍手するのか。私は、林芳正氏という本命が、この国の針路をしっかりと示し、導いてくれるのを願う。Goto

コメント

  1. YASU ICHI より:

    会長と同感ですが。残念ながら「安定は藪の中」と言われているそうですが、五人の中では
    一番安心感を覚えます。然し決選投票までは残れません。
    決選投票になれば、林氏は小泉進次郎に付くようです。若き首相が生まれそうです。就任早々、やんちゃ爺のトランプとの会談があります。心配です。
    其れより、久々の千秋楽の横綱決戦が楽しみです。

    • goto より:

      コメントありがとうございます。

      大相撲・盛り上がりましたね。
      優勝力士の顔を良いですねぇ。大の里関おめでとうございます。
      私の推した・・安青錦・11勝止まりでした。
      またしても占いハズレ。もう止めるか。
      後藤拝

      • YASU ICHI より:

        大の里関の優勝で万々歳でした。
        私の推しの若隆景は残念でしたが、若元春が勝ち越してくれました。
        14日目の豊昇龍の相撲は残念な一番でした。若隆景がはたきに負けましたけど横綱相撲で負けたわけでないので来場所リベンジです。安青錦はレスリングで培った低い姿勢で取り組む強い相撲を見せてます。ウクライナと言うことも相まって心情的にも応援したいです
        (占いは外れるものです。辞めないでください)
        之で10月4日までを注意深く観て行きたいと思います。

        • goto より:

          ありがとうございます。

          党員ってちゃんと考えてますかねぇ?
          総裁選・林芳正候補の芽が・・・
          後藤拝