他人事

我が事を客観的に見つめることの出来る人は、
冷静で思慮深く、有能な人だろう。
主体的にしか語れない人は、
直情的で、思慮分別がなく、軽率な人だろう。
では、他人事を客観的に、判断できる人は
やはり、思慮深い人なんだろうか?
主体的にしか見られない人は、
分別のない人何だろうか?
凡人は、我が事であろうが、他人事であろうが、
主体的になるものだと。我が身を振り返り思います。
取分け、仕事となると、熱くなり、
全てが我が事として、主体的に立ち向かいます。
それが、凡人の凡人たる所以であり。
人の機微や社会の表裏に生きる市井の姿です。
世の中には面白い人種がいるものです。
我が事は主体的に。他人事は客観的にと、明確に峻別できる人達です。
その人たちの仕事は、社会の公僕です。
公僕とは、他人事を我が事とする仕事です。
東海財務局長の弁
管内の地場産業も原油高で厳しい状況にあるが?
地場全体で協力体制をつくって、底上げが必要。自治体の支援も必要。
財務局はどういうスタンスで支援に取り組むのか?
地銀、信金は地域経済の支援が使命。金を貸すだけでなくノウハウや起業支援を。と。
地方経済は瀕死の状態なんですが。「ム〜」。
だから、他人事ではなくて、主体的にどう、支援するんですか?と尋ねているんですが?
どこまで、聞いても。何度尋ねても。
我が事じゃない。だから、他人事なんですよね?
国の財布を預かる公僕。他人事を客観的に見ることのできる、
冷静で、思慮深い人なんでしょうね。
この国の病巣を見る思いです。
                     Goto

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