広告は社会に夢と希望を与えるキューピットです。
我社は流通の仕事もさせて頂いてますので、元旦から仕事の部署もあります。(ご苦労様です)が、
束の間の休息は、昨日まで。今日からは気合を入れて戦場に突撃です。
広告の命は、提案力。マンネリは悪です。その提案力を支えるのはクリエーティブ能力です。
我社は、昨年来より提案型企業をめざし、企画力、提案力の充実に力を要れてきました。
特に昨年後半から、チーム性を敷き、若い人材の潜在能力を引き出し、組織力でお客様の要望に応える体制を整えてきました。今年は、従来の行動力に組織力と提案力を加味した強力な営業体制で望む覚悟です。
日本新聞協会広告委員会は、毎年、新聞広告クリエーティブコンテストなるものを実施(我社は参加したことがありませんでしたが)。08年度の結果を12月31日付けの地元紙で発表しました。
コンテストの目的は若いクリエーターに、新聞広告の可能性を広げるような独創的で斬新な作品を作って、クリエーティブ能力を高めて欲しいとの主旨で実施されています。
昨年のテーマは「愛(LOVE)」、史上最多の1726点の応募があったとのこと。
新聞広告の認知度が激減。あの朝日新聞を始め、毎日、産経など全国紙が軒並みに、広告収入を減らし、業績が落ちている現状。このコンテストは、新聞広告を扱うものたちの気概を示す意味で価値がある企画だと再認識しました。
最優秀賞は「次のページで、人が殺されていませんように」「そう思いながら新聞をめくる。それだけでこの国の愛は育つ」(JR西日本コミュニケーションズ)という作品。
「新聞を読もう」をブログのテーマとしている私には、「新聞愛」の極め付けとでも申しましょうか。
とても感動的な作品です。
世の中、ますます殺伐としてきます。
そんな時代、大切なものは「愛」と「やさしさ」だと思います。
新聞報道に暖かさが増え、その広告現場で働く私たちが、広告にどれほどの「愛」と「やさしさ」を織り込むことができるか。それが問われているんではないかと、優秀賞から学びました。
広告は社会を写す鏡です。
合わせて、広告は社会に夢と希望を与えるキューピットでなければなりません。
不況下、我社の提案型広告。まだ、小さな影響力しかないかも知れませんが、その役割と使命は重いものがあります。クリエーティブ能力に磨きをかけ、誇りと勇気を持って、荒波に立ち向かいたいものです。
「お題」は分かりませんが。今年の新聞広告クリエーティブコンテストには、我社の有能なクリエーターたちも出品し、地方の広告会社の心意気を示してやろうではありませんか。
Goto
コメント