残酷!

たかが鶉(うずら)の卵、されど鶉の卵
私の唯一の趣味ゴルフ。そのホームコース岐阜関カントリー倶楽部の食堂。経営は岐阜グランドホテル。最近コックさんが変わったのか?特段に吟味された料理を提供してくれます。
是非、ゴルフ愛好家の皆様。改修なったチャンピオンコース(7000ヤード)でプレーを堪能頂き、
美味しい料理を楽しんで頂ければと、ご案内申し上げます。
関CCの食堂。お勧めの料理は、大皿に盛られた焼きそばです。二種類ありまして、通称「バリバリ焼きそば」空揚げしたそばに、中華飯のアン(野菜を片栗粉で炒めた)がたっぷりか掛かっています。
もうひと品は、そばを焼いて、たっぷりの具を混ぜた通常の焼きそばです。
両方とも大皿で出てきます。一人前の量がとても多く、おっさん一人では食べ切れない。
メンバーの大半は同伴プレーヤーと分け合って食べます。
関CCの食堂、どれも美味しいんですが、焼きそばが名物料理だと思っています。
ちょっぴりセコイ話ですが。何となくこれがサービス精神かなって、思う事があります。その焼きそば、テーブルの人数に合わせ「鶉のゆで卵」の数が違うんです。
一人前を二人で注文すれば二個の卵。三人なら三個。四人なら四個と出てくるのです。私が卑しいのかも知れませんが、取り分けて食べる際、何となく安心しませんか?四人で分け合う場合。卵が三個の場合、誰がハズれるのだろうか?なんて、気になりませんか?
「え〜。そんなせこいこと考えている奴はお前だけだ」ですって?そりゃ失礼しました。
でも、「たかが鶉の卵、されど鶉の卵」サービスって、そんな些細なことなんじゃないかな〜って思うんですが。
それに、「鶉の卵」って、鶏の卵より、淡泊な感じで、見た目にも可愛らしく、おまけに一口で食べれます。料理方法を工夫すれば、楽しく頂くことができます。私は結構好きです。
その鶉。愛知県の豊橋市にある「養鶉場」で鳥インフルエンザ(弱毒性)の陽性が発見され、鶉舎内の全鶉を殺傷、廃棄しました。人に感染させないとの断固たる処置、行政の危機管理に敬意を表しますが。
丹精込めて育てて来た養鶉場の関係者達、不況に追い打ち、その気持ちを思うとやり切れない。
一所懸命卵を産んで、私たちの食卓に貢献してくれた、罪のない「鶉」を思うと、何とも残酷です。
聞くところによると、鳥インフルエンザの菌は144種類にも及び、更に進化?していると言います。
人類は病原菌との戦いですが。こんな悲しい犠牲がでないよう、早く予防方法が見つかればと願います。
次回、「バリバリ焼きそば」を頂く折には、感謝して頂きます。
でも、残酷な現実ですね。         Goto

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