いい加減にもほどがある。
別段、イライラすることもないんですが、社会の閉塞感に耐えられないのと、役人のいい加減さが原因なんでしょうが、妙に、神経が高ぶって、眠れぬ夜が続きます。
坊主憎けりゃ。袈裟までと申しますが、自己保身以外に何も考えていない役人に腹が立ちますので。
政府の肝煎りで始まった地方分権改革推進委員会。私の記憶では農水省と国交省の出先機関を統廃合して、約3万5千人の職員削減目標を決め勧告したハズです。
それを受けて工程表を作れと指示したのは首相。それが、官僚の抵抗と自民党族議員の大反対とが呼応して、勧告の骨格部分である削減人数を盛らない行定表で、お茶を濁すという。
巷では、中小企業の親父さんが資金繰りで首を括らねばならない状態が続いているというのに、なんとも、自分たちの身の安全のためには、政府の方針も捻じ曲げ、骨抜きにしてしまう役人。また、それが、平気で通用するこの国。なんとも腹立たしい。
昨日、私の手元に、ねんきん特別便が届いた。内容は被保険者記録照会回答票なるものです。
ことの発端は、今年の一月、私にも「年金記録」の通知が届きました。
私は、職を幾つも変わっているわけではありませんので、別段問題があるとも思えず、何気なく、見てみますと、「あれ〜」。職が移った際の僅か一ヶ月ですが、微妙に欠落しています。
記憶を辿っても、空白が生じるはずはありません。社保庁に問い合わせてみました。そうしましたら、届いた回答票には、その空白の一ヶ月は厚生年金ではなく、国民年金に加入していたと記してありました。
「お申し出に基づいて調査した結果、確認できた記録については、加入制度欄の左側に”◎”を付けています」「う〜ん。国民年金」そんなハズはない。おかしい?
もう一度問い直すべきか?これでも良いか?と迷ってますが。
はっきりいえることは、厚生年金に決まっています。面倒だから適当に国民年金として、回答してきただけです。この結果そのものが、実にいい加減である証拠でもあります。
私ですら、この体たらく。これでは、どれだけの国民が泣き寝入りしたのか。
国民の年金を預かる社保庁は、いかに杜撰で、いい加減なのか。
他の省庁も地方の自治体も、役人はすべて、いい加減ではないかと思ってしまいます。
その証拠に、政府肝煎りの行政改革ですら、勝手に骨抜きにしてしまうのですから、国民一人の年金がいくらであろうが、そんなことは、別段、どってことはないのです。
そう思うと、「回答票」を握り締めて、無性に腹がたち、イライラします。
社会閉塞のはけ口を持ち込んでいるのでしょうか?大人げ無いのでしょうかね〜?
でも、所詮、役人から見れば、国民は虫けらなんでしょうね。
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