広告大賞

新聞広告の良さを再認識願います。
先頃、「読者が選ぶ広告」の受賞作品が発表されました。この賞は、08年4月〜09年3月の期間、読売新聞に掲載された広告が対象。今年で25回目を数えました。
広告は世相を写す鏡。受賞作品を眺め、改めて広告は世の中の志向を反映するものだと頷いています。大賞はシャープの「救うのは太陽だと思う。シャープは、世界のソーラー・カンパニーへ」(写真)
まさに、環境問題に正面から取り組む企業姿勢を鮮明にしています。また、1948年生まれの前田美波里さん。18歳「人生はどこまで美しくなるのでしょう」の写真と現在の「ピースな顔してわたしは歩く」(資生堂)の二頁組みが、選考委員の特別賞を得ました。(プロ的には、これは凄いと思いました)
団塊世代をターゲットにした広告です。私も掲載日にブログで、紹介しました。金賞は、「ルイ・ヴィトン」のストーリー性とビッグタレントを組み合わせた作品。広告屋的には、ここまで予算を掛ければ!!
銀賞は、宝島社の書籍広告。心の渇きに「いい毒は薬」と読書を薦めています。これもブログで紹介しましたが、読者がこの作品を銀賞に選んだのは、新聞と書籍広告の相性がとても良いからでしょう。
銅賞は、ソフトバンクモバイルの「お父さん」(白い犬)が「年間純増No1」とちょっぴり自慢顔。テレビとの連動広告です。(なんで、犬がお父さんなのか?露出度も決めてなんですかね〜)
さすがに受賞作品だけあって、力作ぞろいです。
制作担当者の創造力と努力の結晶です。
昨今は新聞広告が効かない。と、スポンサーも敬遠がちですが、そんなことはありません。
企業イメージをしっかりと表現でき、芸術性もあり、読者の心に残るのは、やっぱり新聞広告です。
そんなに嫌わないで下さい。                               Goto      
6/5読売新聞
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読者大賞 シャープ  選考委員特別賞 資生堂
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金賞 ルイ・ヴィトン          銀賞 宝島社          銅賞 ソフトバンクモバイル

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