科学技術庁

投手出身と理系出身、どちらも頑張って欲しいモノです。
我が家の、目の前が中学校です。春の訪れとともに、グランドから球音が響いてきます。我が落合監督率いるドラゴンズの仕上がり具合が気になるのですが・・・今年のプロ野球、注目は横浜ベイスターズの尾花監督です。
尾花さんは、ヤクルトのエースから、ロッテ広岡監督、ヤクルト野村監督、ダイエー王監督時代のピッチングコーチを勤め、昨年までは原巨人のヘッドコーチでした。
私は、彼が巨人を日本一に導いたと思っています。
野球の監督を称して「名選手、必ずしも名監督にあらず」と申しますが、昨今、そんなセオリーは通用しないようですが、彼がコーチを勤めたチームが強くなったのは偶然ではないと思っています。横浜は素晴らしい監督を選んだと思います。
横浜は投手陣が強化されれば、優勝を狙えるチームです。尾花さんがピッチングコーチの経験を踏まえて、投手を鍛えれば、巨人を脅かします。そうなれば、中日の優勝は確実です。
投手出身の監督として手腕を発揮してほしいモノです。
出身といえば、鳩山内閣の閣僚に4人も理系出身の大臣がいます。とりわけ、宇宙人の理系は別格として、理系出身の科学技術担当大臣には、期待したいモノです。
政治家になる前は、大学院で工学を学び、その後民間企業で、人類の悲願である海水を真水に変える技術の研究をしていたそうですから、科学技術が如何に必要かを熟知している人物です。
先般の事業仕分けでは、科学分野の予算が削られるのではないかと、科学者や大学の経営者が、口を揃えて民主党政権には、科学に対する理解がないと批判していました。
理系出身の科学技術大臣。就任以来、いささか影が薄いようですが。次年度(23年度)の予算には、従来の縦割り予算の組み方を変え、科学・技術予算の質の向上と重複を排除し、効率のよいプランに組み替える作業を始めたそうです。
日本は、横浜が投手力を強化するよりも、科学技術立国として力を入れることは焦眉の急です。
「戦略的な政策」を大いに議論して、この分野に大型の予算を組んで、多くの科学者に希望の光を与えて欲しいと思います。
横浜の投手出身監督尾花さんと理系出身の科技大臣、お二人の手腕を大いに期待します。  
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