希望的観測

思いたい・・・と思っています。
株価は、なかなか落ち着きませんが、日本の景気は随分落ち着いてきたような気がします。
このところの株価の動きを見ていますと、経済、特に金融は、ますますグローバル化してますね。
ギリシャで風邪を引けば、ニューヨークの株価が下がり、ドイツで強精剤を打てば、EUが打撃を受け、日本が反応する。いやはや、金融・株価とは実にめまぐるしいものです。それを経済は生き物と称しているのでしょうが・・・。
国際的な金融と別にすることができないので、悩ましいのですが、足元の日本の景気について考えてみます。経済の復調は、内需の拡大、貿易の振興、企業の設備投資が堅調になることです。
今年に入ってから、広告の仕事は経済の先兵のようなものですから・・・以外と敏感に反応するのですが。体感として景気が上向いてきたのではと思っていました。
その裏付けが、このほど発表されました。そうです。1ー3月期の実質国内総生産(GDP)4,9%増です。4四半期連続のプラス成長だとも。数字に一喜一憂するべきではありませんが、懸念材料を列挙すれば不安は解消できないのですが、プラス成長のデータは嬉しいモノです。
エコポイント制度は年末で終わりますが、この6月から子供手当が支給されます。政府の消費刺激策が連続して続きます。財務省も景気の下支えとデフレ克服に全力で取り組むと決意を述べていますし・・・・。
日銀も環境・エネルギーなどの成長分野に新貸出制度で資金供給すると、日銀らしからぬ((笑)、新たな試みに意欲を燃やしています。内需が拡大するのは、間違いなさそうです。
新興国の経済成長も順調。近在の製造メーカーの受注量も軒並みに伸びています。一時、ストップしていた工業団地での工場建設(設備投資)も動き始めました。企業の積極性の表れです。
日本経済(この地方だけかも)は随分長い不況のトンネルの先に灯りが見え、景気はこのまま上昇気流に乗るのではないでしょうか。ただ、グローバル化する国際金融・株価に振り回されなければの話ですが・・・・。
田舎のおっさんの希望的観測ですが、日本の経済は落ち着いてきたと思っています。
いや、思いたいと・・・・思っています。                                 Goto

コメント

  1. Goto より:

    御説御尤もです。政治の現況を見るに付け、腹立たしい限りです。同感です。では、具体的に何を?どうすればよいのでしょうか?国民が行使できる政治的行動は一票を投じる以外に方法はありません。
    では、参院選挙で、どの政党の、誰に期待すればよいのでしょうか?なくなりましたね。民主主義とは骨が折れる制度です。時間が掛る手法です。良く考える国民でもないのに・・・民主主義を標榜するとこうなります。心ある人はイライラになります。
    でも、仕方がないと思います。この国が、イライラで遣る瀬ない状態に陥っている責任は、他ならぬ・・考えない・身勝手な国民にあるのですから。そう思われませんか?     Goto

  2. レモンハート より:

    たのむからばらまきをやめて!世界的に株価が下落する中、800兆円の借金。子供の親に5兆円をあげるから消費税15%(国債分)にしますというのが民主党のシナリオ。結局、困るのは老人と貧乏人。小選挙区なってから政治家は本当に目先(選挙)のことしか見えない。私のような素人でもわかる日本成長の鍵。それは、GDPを上げること。そのためには法人税を下げること。このままじゃ日本企業の滅亡。そして、円安。あげくのはてには超インフレ。まずは、企業が日本に拠点を置いてもらうことが先決だと思います。