閻魔様

政治報道は眉に唾して・・読んだり見たりする方が良い。
ウソをつくと舌を抜かれる。罰が当たる・・・と、昔から言われていますが、最近では・・「見てもいないモノを見てきた」ように表現する講釈師ほどではないが・・・ウソをつくとまでは言わないが・・ささやかなことを膨大に報道するメディア。
情報社会とはメディア社会でもあります。メディア報道に感化されて・・・報道を鵜呑みにする国民が増えるのは仕方がないのですが・・・・なにも・・・そんなに目くじら立てて報道しなくても良いのにと思うのが・・・小沢一郎さんの報道ぶりです。
常に懐疑的、常に政局がらみ。常に犯罪者扱い。別段かばう理由もないのですが・・・・参院選後、議員会館で何人かと面談しただけで・・・「新聞の政治面に記事が溢れかえる。落選した議員に慰労を述べただけなのに・・・「内閣を揺さぶる小沢一郎」となる。なんともはや・・・ウソ話には呆れかえる。
参院選で「ねじれ国会」になるよう国民を扇動したのもメディア。参院後の混乱に拍車を掛けるのもメディア。政局を無理やりに作り、政治を混迷に導くのもメディアです。なぜ・・・意図的にそんな不利益を報じるのか。
答えは簡単です。国民が面白がって注視すると錯覚しているからです。その錯覚がこの国を混乱混迷に導くことも承知の上です。毎日新聞に面白いコラムが掲載されていました。
細川内閣が短命に終わったのは・・・「政治とカネ」の問題で・・・細川邸の修理に佐川急便グループから1億円借りて…未決済ではないかとの野党の追及に屈したからだと言われている。
メディアは連日・・・この問題でネガティブキャンペーンを大々的に張る。支持率は下がる。その後の野党幹部の証言では、あの貸借は潔白、やましいことなどなかった「完全にシロ」だと。「政権を追求するにはスキャンダルの方がメディアも乗り易い」と。
シロと知りつつクロと報じて・・・細川首相をメディアが圧力を掛け退陣に追い込んだのだから・・・メディアが政争をリードし政局を作りf出したことになる。
私がメディア批判を繰り返すのは・・・ウソを付くとかならず閻魔さんに舌を抜かれますよ。奢るもの久しからずとメディアに警鐘を鳴らさなければこの国が・・・本当に危ないと思うからです。
でも・・・あまり真剣にメディア批判を繰り返すと・・・私の方が閻魔様ならぬ怖い・・・メディア様に舌を抜かれてしまうかもしれません。「えっー!!なんですって??」「そうなった方が静かで良い…ですって。」「そりゃあんまりじゃないですか」                                   Goto

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