ゴルフと中国語

親の意見と冷酒は後から効いてくると申しますが・・・・本当だなーと、しみじみ感じています。
二年前の金融危機(リーマンショック)を予言したニューヨーク大学のルービニ教授が・・「世界経済は二番底入りの危機が広がっている」と悲観的な発表をしたそうです。(日経新聞)
要因は欧州の金融危機の不安。米国の経済見通しが異例なほど不確かな状態にある。からだそうです。また・・・リーマンショックかと思うと・・・トラウマになっていますから・・・対策を講じれるものなら講じなければと思うのですが。
経済がますますグローバル化する時代。日本の片田舎でやきもきしても仕方がないのですが。米国の秋の中間選挙で財政出動に慎重な共和党が勝てば「政府は休業状態」となり・・二番底危機が本格化すると言うことでしょうか・・・・
田舎で・・・参院選以降のお粗末な政治状況を見ていれば「さもありなん」と思わざるを得ません。
岐阜から東京に出て行く時、18歳ニキビ面の私に、親父殿が二つ意見・・・「中国語を第二外国語で採れ。ゴルフ道具を送ってやるから、マスターせよ」と・・・昭和42年(1977年)春のことです。
父子の会話がまったくないころ。親父殿の意見に「分かりました」とも言わず・・・黙って上京したのですが。第二外国語はドイツ語(それが当時のトレンド・・結局、ろくに勉強しませんでしたが)を。
ゴルフの方は・・・新品のゴルフセット(親父殿はレフティーでしたので)が一式送られてきたのですが、運動は学生運動。ブルジュア趣味のゴルフなんかやれるか・・・なんて粋がって。欲しがる友達に「くれてやりました」・・・・。
ゴルフはさて置き・・・中国語の方は・・・なんであの時・・・親父殿の意見に従わなかったのかと、今頃になって、悔やまれて仕方がありません。「毛沢東」も支持していたのですから・・・。
なぜ・・・親父殿の意見に従わなかったことを・・今頃・・悔やむのか・・・。
現況の世界経済の状況では「経済の二番底」は避けられないと思います。では、打開策はあるのか?ある。一つだけあると思います。それは、たとえ、米国との関係が多少ぎくしゃくしたとしても、中国との関係を改善して、東アジア経済圏の中核に位置する道を選ぶことです。
丹羽宇一郎さんの中国大使も・・・成果を発揮すると思いますし・・・・。
その際・・・私が中国語に堪能ならば、老体に鞭打ってひと暴れできたのにと・・親父殿の意見を聞かなかったっことを悔やんでいます。60の手習いで、中国語の勉強を始めるか、思案のしどころです。
今頃・・・もう遅い。そうかなー・・・とぶつぶつ言いながら・・・昨夜の冷酒・・・・
さすがに・・・後から聞くと言いますが・・・・・今朝は頭が痛い・・・・。                 Goto

コメント

  1. Goto より:

    そうでした。1967年の間違いです。
    十年単位も・・よく分からなくなりました。
    ボケですかね。ですよね・・・・・。
                    Goto

  2. リミスキー より:

    仰る通りです。どうでもいいことですが、上京されたのは1967年ではありませんか??東京オリンピックが1964年ですから・・・。