好々爺

食は人を幸せにする・・・・。
自分では・・・若い若いと思っていましたが・・・・還暦を過ぎてもうすぐ二年。若い人から見れば、立派なおっさん。どこの会議に出ても・・・長老の部類に入るようになりました。(信じられないのですが)
だからと言って・・悲観している訳ではありませんが。上座に座らされる。エレベーターに先に乗せられる。敬語で扱われる。まとめ役を仰せつかる。長幼の序何でしょうが・・・そんな扱いを受けたことがありませんので・・むずがゆい気分です。
こうやって・・・・長幼の序を受けながら、無用の長物になって行くのでしょうね。老いては子に従えと申しますが・・・。若い人の意見や考え方に納得することが多くなりました。これを好々爺って言うんでしょうね。
先日の会議で・・・元気で切れが良くって、枠にとらわれることなく、貪欲に新しい事業にチャレンジする豪快な若き経営者の考え方に・・・思わず頷いて、勉強させてもらいました。
なぜ・・・新規事業で、次々と食品開発するのか?その答えを彼は・・実に明確に「食は人を幸せにする」・・・だから新しい食品を開発して・・・世の中に送り出す。と。
「食」について、真剣に考えてこなかった私としては・・・目から鱗です。そうですよね。人間が一番幸せなのは・・・物を食べる時ですよね。家族や仲間とワイワイやりながら「食事」をする。楽しいですよね。
我が家でも86歳になる母親が2歳半になる玄孫の食べる姿に・・思わず顔がほころびますものねぇー。
若い人が物事の本質を鋭く見抜いて・・・意見を交わす。その現場に立ち会わせてもらえるだけで幸せです。それに・・・食事の仲間に加えてもらえるのですから・・・・まさに「食は人を幸せにする」です。
ひょっとしたら私・・なかなかの好々爺に成ったのかもしれません。             Goto

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