寒梅

イチ、二。イチ、ニ。寒さなんかに負けないぞ。
地球温暖化って?ホンマかいな。そんな思いの寒さがこの地方にも続きます。
昨夜来積雪10cm。路面は凍てつき、粉雪が舞う、夜明け前のウオーキング。手袋を嵌めていても手が痛い。足の筋肉も凍っているのか?動きが鈍い。
零下3度で、この寒さ。マイナス15度。20度の厳しさは如何ほどかと。北の空を見上げ、豪雪地の労苦に思いを馳せています。庭先の(どなたの家かは存じませんが)梅に花が。と一瞬、目を凝らしました。「うーん。寒梅が」いや…梅の枝に積もった雪。
「庭上の一寒梅 笑って風雪を侵争(おかさ)ず 又 力自(つとおのずか)ら百花の先駆けを占む」新島襄作、漢詩「寒梅」が頭をよぎりました。
嵐に耐え、雪を忍び、笑顔を絶やさぬかのように、平然と咲いている。別に争って、無理に一番になってやろうと思っているわけでもない。努力しているわけでもないだろうに。ごく自然にあらゆる花のさきがけとなって、春まだ早い厳しい寒さの中を、まことに、楚々とした謙虚な姿で咲いている。梅の花。人間も、いや……私もそうありたいものだ。
なかなか厳しい寒さです。でも。歩幅を大きくして、背筋を伸ばし。踵から大地に足を押さえつけ。爪先で蹴り上げるように歩く。雪が舞い上がる。イチ・二・イチ・ニと早足で。吐く息に、何だか力が湧いてきた。寒さなんかに負けてたまるか。Goto
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コメント

  1. Goto より:

    お寒うございます。
    ごもっとも。無理は禁物。
    心得ております。が、自分いじめに酔ってるところがあります。愚かなおっさんのさがでしょうか。
    Goto

  2. リミスキー より:

    おさむうございます。
    毎朝のウォーキングご苦労様です。
    でもご無理は絶対になさらないで下さい。
    弊社では、フィットネスをやりすぎて、筋肉が動かせなくなったツワモノがいます。