他人事ではない。

交通事故ほどつまらぬものはない。
何ともいたましい。京都府亀岡市で集団登校中の児童らに居眠り運転の車が突っ込み10人を越す死傷者がでた事故。居眠り運転だそうだ。やり場のない怒りが込み上げる。
たび重なる登下校時の交通事故に子どもを守る街づくりの専門家からは「通学路は最低限ガードレールを設置し、ガードレールをつけられないような細い道では子供の登校時は車の進入を禁止すべきだ」との極端な意見まで飛びだしている。
集団登校の是非を問う意見もあるが、子どもを襲う不審者も後を絶たず人気のない道も選べず、愛知県教育委員会が始めた保護者や地域住民が街頭で見守る制度など、関係者は知恵を絞っているのだが。これといった決め手はない。
車は走る凶器。命と隣り合わせ。歩道を歩いていても。自宅で寝ていても。十二分な注意払って運転していても。居眠りは極端だが。ブレーキとアクセルを踏み間違えたり。ストレスや疲労が溜まったままでの運転だったりで事故は起こるものだ。
神経を研ぎ澄まし、最善の注意を払って運転するしか方法はないのだが。我が社も、現在230台の営業車が、各地を走り廻っている。こんないたましい事故の報を知ると、安易な気持ちで車に乗ることを戒めるしかないのだが。
年端もいかぬ児童達が味わった恐怖。心に残ってしまった傷を我が身と思い。事故防止を喚起するしか術がないのが、腹立たしい。とても他人事ではない。Goto

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