手なことで。

NHKのスポーツ放送の姿勢に、矜恃を見た。
歳月人を待たずと申しますが。何とまぁー。時間の動きが速いことでしょうか。
先週日曜日のスポーツの話題を、ブログに書いてやろうと、メモしたのに。後回し。書こう書こうと思いつつ・・・もう、土曜日。一週間遅れでは、陳腐化してしまう。
手なことで、慌てて書きます。(別段、誰に急かされて、ブログを書いてるわけでもないのですから。書かなくても、書いても、どうでも良いのですが)
私は、広告の仕事してますから。メディアは大切な商売道具です。メディアを批判することは、自分の首を〆ることになります。ですから。メディア批判は極力控えるのが、賢明。メディアの批判は差し控えているつもりです。(その割には、批判が多ですって?それは考え過ぎですよ)
話題は勿論、趣味のゴルフ。横浜CCで開催された日本女子オープン選手権の最終日。主催者は台風17号の影響を考慮。スタート時間を一時間繰上げ。NHKも時間を変更して放送。私も台風の日にゴルフに立ち向かうほどの、勇気も腕もありませんので。暴風雨を窓越しにテレビ観戦。
で、さすが、メジャー競技。NHKがLIVE中継。中国選手と韓国選手の息詰まるつばぜり合いに迫力満点。森口裕子プロの深層心理を読んだ解説に、納得しながら。最後まで観戦。ゴルフ中継はLIVEに限ると納得したのですが。
この中継でもっと、感心し、これぞスポーツ中継と、NHKの放送「魂」を見せつけられたのは。前日まで、首位だった、木戸愛プロが、前半で、スコアを崩すと、最終組でラウンドしているにもかかわらず。一切、彼女のプレーは放映しない。つまり、優勝争いから、脱落した選手は放送に値しないと、無視。その、凛とした放送姿勢にさすがだと・・・・。
それに比べて、男子ゴルフの東海クラシック。台風の接近で、「お客様の安全を確保する」との理由で、観客をシャッタウト。北朝鮮のサッカーの試合でもあるまいし、無観客試合なんて信じられない。
だったら。プレーも中断すれば良いではないか。観客の安全配慮と言いながら。実は万が一事故やトラブルが起こった場合の批判をかわすあまりの処置。3/11大災害の追悼と称して、次々とイベントを中止。結果的には日本の経済を減速させた、あの時とダブる。
で、結果は、早めのスタートで、66をマークした片山晋呉プロと韓国の選手がプレーオフにもつれ込んだ面白いゲームになったのだが。放送は、LIVEじゃなくて、こねくり回した編集。初優勝に向け、プレッシャーに耐える韓国選手の微妙な心理などには興味なし。人気の石川遼プロのプレーを何度も放映。これでは、ゴルフを愛する視聴者には興ざめ。
手なことで。石川遼君さえ放映すれば視聴者が増える考える民放のスポーツ編成の安易さに、首を傾げ。スポーツはスポーツとして正面に据え、凛として放送するNHKの編成姿勢に改めて、敬意を表する次第です。それにしても、スタイルの良さ売りにして、短パン、ミニスカートで、プレーするようでは、木戸プロもまだまだ、ゴルフを舐めてますね。
今週は誰が優勝するかと気になるのですが。手なことで民放でゴルフ観戦する気にはなれません。勿論、ゴルフ場にいますからテレビは観られないのですが。Goto

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