総選挙結果

成熟国家になるには、もう後、二・三回の総選挙をくぐる必要があるかも・・・
「うそつき」と呼ばれたことに、ムキなり、「争点なき」突発解散に踏み切った野田民主党が瓦解した年末総選挙が終わりました。過去の衆院選でこれ程・・・高揚感ない。しらけた選挙はなかったのではと、思っています。
私の予想。民主党100議席は見事にハズレました。メディアの世論調査の通り。自民党が294議席。先ほど全議席が決まったばかりなので。結果の分析ができてませんが。風が吹こうが吹くまいが、小選挙区制の凄まじさをまざまざと見せつけられました。
民主党ついて申し上げれば。良い経験を積んだ。まず、綱領つくり、立ち位置を整理して、政権交代可能な政党への再生を願う。捲土重来を機して研鑽積んで欲しい。
自民党には、「日本取り戻す」を選挙スローガンで終わらせず。新しい国のカタチを作って欲しい。そして、まずは景気回復。日本経済復興のために果敢にチャレンジして欲しい。新生自民党に期待します。
基本理念の一致している維新とみんな党は、手を組べきであろう。そして、選挙戦で訴えた国の統治機構を変えるために、ダイナミックな戦略を遂行すべきだ。既得権益を守ろうとする自民党とは徹底的に闘って欲しい。立ち位置もう一度整理して。少なくとも国を混乱させる老害に翻弄されないようにして欲しい。
公明党には、自民党の驕りと暴走に歯止めを掛ける与党の良心として。政権の中枢で、独自性を発揮して欲しい。そのバランス国民は求めていると思う。ぜひ、福祉の党。平和の党の思想を堅持して欲しいと願う。
それから。後の政党については、時代が変わったにも拘らず、時代を読めないのですから。天然記念物として、政治史の博物館に展示するしかないでしょう。ご苦労様でしたと申し上げたい。
最後に。来年の景気は政権交代によって回復すると思う。しかし、それは対処療法による一過性でしかない。抜本的、本質的な問題を解決するには、まだ、日本は成熟した国家にはなっていない。そんな思いで、自民党圧勝の総選挙結果を見ていました。Goto

コメント