「最後まできちんと気持ちを込めた演技をして、選手生活を終えたい」
「寛大な措置に感謝している。おかげで前向きになれた」と読売新聞の単独インタビューで語るのは「ミキティー」ことフィギュアスケートの安藤美姫さん。7/1のニュースで流れ日本中が驚いた「ミキティーの出産」・・・
国際スケート連盟(ISU)はグランプリシリーズ開幕直前の昨年10月、突然欠場を発表した安藤選手に対して「罰則規定」は新シリーズには及ばないとの裁定を下した。「復帰を前提に出産しよう」と決意したのだが、国際シリーズ参加への道が閉ざされるのではないかとの心配が吹っ飛んだ。
IOCでもFIFAでも・・・スポーツの国際組織はとかく堅苦しくて煩いモノだが、選手生命さえ危ぶまれる大きな決断をした安藤選手の行く手を阻まなかったISUの英断に敬意を表したい。日本連盟は日本選手権の予選となる10月の関東選手権までは国際大会に派遣しない方針だそうだが・・・???
「与えられた一試合一試合を大切にやっていきたい」「応援してくださる方、お世話になった方々のためにも日本選手権に出たい」・・・「子どもがいると、忙しいし大変だけど、きつい練習も楽しくて幸せ」「最後にきちんと気持ちを込めた演技をして、選手生活を終えたい」と五輪出場への決意を語る。
ソチ五輪に出場するためには10月の関東選手権、11月の東日本選手権を経て全日本選手権への出場資格を得て、12月の全日本選手権で上位にくい込まねばならない。時間も限られている。日本の女子フィギュアスケート陣は強烈なメンバーが揃っている。ハードルは決して低くないですが・・俄然、出産したミキティーを応援したくなりました。
巷間・・・取り分け、スポーツ紙や週刊誌など・・・軽薄なメディアがゲスの勘ぐりで、父親探しでフィーバーするでしょうが・・・・そんな外野の騒音に負けるな。力の限り、思いのままに頑張って欲しい。出産おめでとう。心からのエールを送ります。Goto
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