ぼちぼち

大人のイジメって本当に怖いですねぇ。毎日新聞さん。
今年も余すところ・・・二週間を切った。去年の12月とどこが違うのか。静かに思い起こしている。そういえば、この時期に雪が降ったなぁ。凍てつく歩道に足を滑らせないよう。ウォーキング中に転倒骨折なんてシャレにもならない・・と自重しながら歩いてた。
衆院選が終り、安倍内閣が発足。民主党の惨敗に綱領を作り、一から出直すべきだと思ったり。後二、三回、衆院選を繰り返せば、日本も民意で政権交代が可能な民主的な成熟国家になるのにとか。新政権に景気回復を期待したとか・・あれやこれやと・・・思い巡らしながら・・朝の報道番組を見てたような・・・
そんなことを思い出して・・・・報道番組を見ていると、なぜか、くどくて、暑苦しくて、胡散臭くていい加減にして欲しいなんて朝から不愉快に思っていた・・朝の顔が今年はないのも、なんとなくだが、淋しいものだとも・・・
毎日新聞の夕刊・・・牧太郎の「大きな声ではいえないが」・・・というコラムで、「大人のイジメ連鎖?」と題した面白い話が載っていた。内容は親友のなんとかもんたが「死にたいよ!」なんて泣き言いうから、慰問に行った。朝からひとりぼっちで、ウイスキーを煽り・・・
連日叩かれる週刊誌に頭を抱え、番組降板で経済的打撃を受け、経営する水道メーター会社も大幅縮小やむなく、四面楚歌。「ここまでよってたかって大人のイジメ」はなかろうがと、同情。同じ大人のイジメで、パッシングされる東電。津波に巻き込まれ原発が爆発。それが発端で社員というだけで、差別・中傷は続く・・・
・・・家族も肩身の狭い思いで生きて行かねばならぬ。これも度が過ぎれば「大人のイジメ」どころか大衆暴力。東電職員やなんとかもんただけでなく、地域社会では、無意識に「大人のイジメ」に我々も加担しているのではないかと・・・大衆心理の恐ろしさ振り返っている。
起こってしまったことは本当に許されないんだろうか。過ちを悔い改めることは許されないんだろうかと、コラムは問うている。でも、問うているコラムが掲載されている毎日新聞なんて、東電を許さないとイジメの張本人。そんな矛盾に虚しさを覚えながら・・・
去年と今年・朝の顔の違いを比べながら・・・もう、ぼちぼち・・今年も終り・なんとかもんたさんを放免してあげても良いのではと、思うのだが・・誰が許さないのでしょうかねぇ。Goto

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