ソイソース

日本の食文化が世界を席巻し初めたのではないかと思っています。
日本の伝統的企業が海外で業績を伸ばしている、そんな話を聞くと嬉しくなります。私も最近は岐阜の田舎に閉じ籠っている時間が多くて、滅多に海外には行かなくなりましたが。20年以上前には、ほとんど毎月のように、台湾・中国などアジア・イスラエルやEUに出掛けていました。
勿論、当時関わっていた仕事の関係でですが・・・そんな折、欠かさず持参するのが「ソイソース」です。私はいやしいせいか、食べ物に頓着がありません。出てきたモノはなんで食べるタイプです。が、中には味が合わない料理もあります。
そんな時に迷わず「ソイソース」を掛けますと・・・美味しく頂くことができます。まるで魔法のようです。魔法の主「ソイソース」は醤油のことです。旅行用にスティック状で売っています。戦後の混乱期の話ですが。外国人が羽田空港に降り立ち、最初に感じたのは「醤油」の香りだったそうです。
フジヤマとゲイシャと醤油は日本の代名詞といわれた時代もあった程に、醤油は日本的な調味料です。その醤油が、アジアを中心に世界での販売を増やしているそうで、代表的な醤油メーカーキッコーマンの連結売上で海外販売が初めて国内の売上高を抜いたそうです。
メディアは和食が国連教育科学文化機構の無形文化遺産に登録され、そのブームに乗って海外での消費が増えたと分析していますが。私はそうではないと思っています。醤油そのものがソイソースとして世界の台所の必需品になるほどに価値を高めたのでは・・・
詰まりは、日本人の食文化がグローバル化したといえないでしょうか。
日本の伝統文化を継承する企業が・・・海外で成績を伸ばしていることに喜んでいます。Goto

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