両首脳の信頼で、日本とインドの関係がより親密になればと願います。
私の大好きなコラムを紹介します。毎日新聞の論説委員・福本容子さん書いている毎週金曜日に「発信箱」です。ロシア語通訳から作家になった故米原万里さんやイタリア語の通訳田丸公美子さんほどのどギツさはないが・・・エスプリが効いてて毎週楽しく拝読しています。
6/6の「インドの安倍さん」・・・インド首相になったナレンドラ・モディさんはインドの安倍晋三と呼ばれています。その心は「強いが大好き」強い国になるには経済が強くならねばが信条。政策名も「モディノミクス」。ナショナリスト(ヒンズー至上主義者)もそっくりなら、対中国強硬派でも・・・
二人は実際にも仲良し。安倍さんがツイッターでフォローする一人でもあり、互いにツイートし合う仲だと。そんな二人を引き裂きたいとやっかむ中国の新聞は「モディはインドの安倍じゃない」という反論コラムを掲載。人民日報系の英語版「グローバル・タイムス」で「モディは中印関係を結んだ、インドのニクソンだ」と電撃的に米中国交樹立に貢献したニクソン元大統領に似ていると持ち上げています。
ニクソンの電撃ほどではないが、モディさん、首相の初仕事が世界をびっくりさせた。領土問題を抱え、武力対立と相互不信の歴史を辿ってきたパキスタンからシャリフ首相を就任式に招き、首脳会談を行なった。一気に関係改善とは行かないでしょうが、勇気ある一歩で良い兆候。
次は安倍さんが隣国との難しい過去を乗り越える電撃訪問で「日本のモディって」と呼ばれては。ざっと、こんな内容のコラムです。人民日報系の英字新聞を読んでる。安倍さんがツイートしてる相手を知っている。福本さんって何でもご存知って感じです。そのうち米原万里さんのような作家に・・・・
私も安倍首相とモディ首相の信頼関係に期待する一人ですが。
新聞社の論説委員って、本当に勉強していますねぇ。感心します。Goto
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