文月

「ことばの歳時記」から「半夏生」の意味を学びました。
今日から7月です。歳のせいではないと、申し上げたいのですが。今年も半年経過したことになります。まだ、正月の餅が喉につかえたままなのに。時の流れるスピードが本当に速くなってきたと感じています。一日一にちを大切に過ごさなければと思うこの頃です。
久々に、金田一春彦著「言葉の歳時記」を捲ってみました。
7月の2日の条に「半夏生」とある。これは「半夏」と呼ぶ毒草が生える日という意味で昔はそのために毒気が空気中に立ち込めると言って、畑の野菜類をとって食べることをひかえ、井戸には蓋をする習慣があった・・・
「半夏」とは、正式の名を「カラスビシャク」といい、畑地などに出て、花というほどの花をつけない、ふるわない雑草である。「テンナンショウ」と同じ科というから、多少毒はあるかもしれないが、随分宣伝がきいて・・・大仰な習慣になっているものだ・・・とある。
「半夏」私の解釈では、長引く梅雨で不快指数も高く、ジメジメとして、食物のみならず、人間にもカビが生えるようなこの季節。食中毒は気を付けなさい。太陽の恵みがいっぱい溢れるようになれば、美味しい野菜が育つそれまでは・・・まだ「半夏」ですから・・・
そんな意味から、植物で若干毒性のある「半夏」が代役になったのではと思っています。
しかし、「半夏」の季節が過ぎれば、あっと言う間に、盛夏。そして、晩夏、稲が穂をつければ、初秋・・・浮か浮かしていては本当に、光陰矢の如しで、一年がアッという間に過ぎ去ってしまう。
猛スピードで過ぎ去る日々に、何をそんなに慌てているのか。物事のみならず、自然の巡りのすべてをしっかりと見据え、丁寧に丁寧に扱って生きていかねばと、「ことばの歳時記」を眺めながら思う文月です。Goto

コメント

  1. Goto より:

    コメントありがとうございます。
    リニューアルのし過ぎで、配慮を欠く結果となりました。あちらこちらから苦情を頂きました。
    ITの技術者って、なんとも機械的で、思い込みが強い連中が多いようです。かなり怒りをぶつけましたが・・
    ご心配お掛けしました。申しわけありません。
    Goto

  2. レモンハート より:

    こんにちは。
    心配しましたーーー!。
    突然、ブログが途絶えた。
    何かあったかと思い会社に連絡しようとしてました^^
    でも、もう一度、ブログが見ることができて安心しました。
    暑い日が続きます。
    ご自愛くださいませ。